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さ行の作家

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水に描かれた館 佐々木丸美 講談社文庫

海を臨む洋館で起こった殺人事件を書いた『崖の館』の続編。ブック・オフの100円棚で見つけて「そう言えば読んでいなかったな...

雪の断章 佐々木丸美 講談社文庫

久しぶりに再読してみた。『雪の断章』は……と言うよりも、佐々木丸美作品に共通した特徴なのだが、まずは美文調の強烈な1人語...

ノー・シューズ 佐々木マキ 亜紀書房

漫画家で絵本作家でもある作者の自伝的エッセイ。私は幼稚園の頃に絵本作家として佐々木マキを好きになったのだけど、村上春樹の...

ねむいねむいねずみ 佐々木マキ PHP

最近やけに眠いのだ。春だから眠いのか、草臥れているから眠いのか。眠いという意識は、ほとんどないのに「気がつけば寝ている」...

ファミリーポートレイト 桜庭一樹 講談社

桜庭一樹の作品を読むのはこれで4冊目。『赤朽葉家の伝説』を読んで「すごく面白い!」と興奮したものだが、その後り2冊は駄目...

私の男 桜庭一樹 文藝春秋

直木賞受賞作。ネタばれ恐縮だが、要するに近親相姦のお話だった。正直なところ、どういう風に感想を書いたものかと迷ってしまっ...

桜庭一樹読書日記 少年になり、本を買うのだ。 桜庭一樹 東京創元社

何がどう…と言うほどでもない日記だった。読書ネタが多めではあるけれど、読書日記と言うよりも普通の日記に近い形。読むための...

赤朽葉家の伝説 桜庭一樹 東京創元社

友人から勧められて読んだのだけど、文句無しに面白かった。たぶん私にとって2008年度の1番面白かった1冊になると思う。こ...

アウグスティヌスの聖杯 櫻沢順 角川書店

ホラー小説と、ミステリー小説の中間地点にあるような印象を受けた。もっともしっくりくる括りは『世にも奇妙な物語』かも知れな...

蛇行する月 桜木紫乃 双葉社

桜木紫乃は「女の人生」を描くのが上手過ぎる。なんて愛しい女を描いてくれるのだろう。北海道の高校を卒業した女達の人生を綴っ...

ホテルローヤル 桜木紫乃 集英社

北海道のあるラブホテルを巡る物語。7編からなる連作短編形式。舞台が舞台なだけに好き嫌いは別れると思うけれど、恋愛とかドロ...

ワン・モア 桜木紫乃 角川書店

6編からなる連作短編恋愛小説集。主人公は30歳以上の大人ばかり。色々なタイプの話があったけれど、ちょっと苦い目の作品が際...

凍原 桜木紫乃 小学館

桜木紫乃怒涛の4冊目。桜木紫乃の作品は『ラブレス』を読んで追いかけると決めてから、立て続けに読んでいる訳だけど、残念なが...

風葬 桜木紫乃 文藝春秋

桜木紫乃の作品はこれで3冊目。最近の私にしては怒涛の勢いで追いかけているのだけど今回のは戴けなかった。長編作品でジャンル...

氷平線 桜木紫乃 文藝春秋

桜木紫乃の作品はこれで2冊目。前回は長編だったけれど、今回は短編集。私は長編小説と短編小説は別物だと思っている。長編が面...

ラブレス 桜木紫乃 新潮社

圧倒的に面白かった!いまどきの「ゆるふわ」なスイーツ小説に飽き飽きしている人にお勧めしたい1冊。こういう作風の女性作家さ...

山あり愛あり 佐川光晴 双葉社

なんだろう…佐川光晴は意外と沢山の作品を読んでいる作家さんで、密かに押していた時期もあったのだけど、最近の作品は私の好み...

おれのおばさん 佐川光晴 講談社

そこそこ面白かったのだけど、個人的には残念な1冊だった。読み物としは及第点だと思う。だけど、ずっと佐川光晴作品を追ってき...

とうさんは、大丈夫 佐川光晴 講談社

佐川光晴の書く作品を好きって訳ではないのだけれど、私は密かに芥川賞を取って欲しいと思っていた。最近にしては珍しく陰鬱で「...

家族芝居 佐川光晴 文藝春秋

老人達が暮らすグループホームの中で起こるドタバタ人情劇を描いた作品。アングラ芝居をやっていた役者上がりの男と、彼を慕う会...

灰色の瞳 佐川光晴 講談社

佐川光晴は個人的に猛プッシュ中の作家さんではあるのだけれど、この作品はいただけなかった。残念ながら誉めるぺき部分が1つも...
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