読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

か行の作家

スポンサーリンク

渚にて On the beach 久世光彦 新潮社

久世氏の逝去に触発されて、手を付けていなかった作品を読んでみたりした。 『十五少年漂流記』とか『蝿の王』と同じタイプの漂...

雛の家 久世光彦 中央公論新社

人形屋に生まれた三姉妹の物語だった。 設定的にはツボだったが、これっぽっちも面白くなかった。グイグイと読ませてくれる力も...

へのへの夢二 久世光彦 筑摩書房

正直、イマイチだった。私は久世光彦のファンだが、この作品はいただけなかった。 へたくそなエロ小説としか思えないほど、セッ...

陛下 久世光彦 新潮文庫

『陛下』は久世光彦の書いた作品の中で2番目に好きな作品。 ちなみにナンバーワンは『早く昔になればいい』である。2つの作品...

飲食男女 久世光彦 文藝春秋

『飲食男女』と書いて「おんじきなんにょ」と読ませるらしい。 恋愛……というより男女の性愛にまつわるエッセイ集。 エッセイ...

蕭々館日録 久世光彦 中央公論新社

『蕭々館日録』は読むのにすごく手間取ってしまったけれど、じっくり読むのに相応しい1冊だった。 大正から昭和にかけて活躍し...

燃える頬 久世光彦 文藝春秋

私は、久世光彦の書く文章のリズムが好きみたいだ。 とりたてて面白いと思えるほどの作品ではなかっのたのに、ゆるゆると、ヌル...

蝶とヒットラー 久世光彦 ハルキ文庫

もう、随分前に読んだ作品なのだが、ふと読みたくなって再読してしまった。 妖しげな12の店と、その店に係わる物と、その物に...

冬の女たち 久世光彦 新潮社

「今の季節に読まなければ何時読むんだ?」てな題名なので手に取ったエッセイ集。 毎度お馴染みの「久世節」で、ネタ的には使い...

桃 久世光彦 新潮社

題名を一瞥してエッセイ集かと思ったのだが「桃」を題材にした短編を多目にあつめた短編集だった。 なぜかしら「桃」という単語...

よろずお直し業 草上仁 徳間デュアル文庫

時間を巻き戻す……という方法でもって壊れた「物」を修理する「よろずお直し業」を営む主人公の旅を描いた短編連作集。 一話完...

魍魎の匣 京極夏彦 講談社

「本の厚さで人が殺せる京極本」にトライしてみた。 直木賞作家にまでなった京極夏彦は押しも押されぬ人気者。ミステリ好きの友...

嗤う伊右衛門 京極夏彦 中央公論社

初京極記念本だというのにイマイチ、ハマれなかった。 彼の本はエネルギーのある時に読むべきものなのだろうか。だいたいからし...

緑の毒 桐野夏生 角川書店

期待通りの桐野節炸裂の作品だった。 実に感じの悪い1冊。桐野夏生って本当に「嫌な奴」とか「感じの悪い奴」を書くのが上手い...

ハピネス 桐野夏生 新潮社

お洒落なタワーマンションに済む子育て主婦達が織りなす悲喜こもごも。 『VERY』というファッション誌に連載されていた作品...

ナニカアル 桐野夏生 新潮社

林芙美子の伝記風小説。主人公は林芙美子。 その時代生きた作家さんや、時代そのものが好きな人が読むと面白い作品だと思う。た...

女神記(新・世界の神話) 桐野夏生 角川グループパブリッシング

『女神記(新・世界の神話)』は題名からも分かるように日本神話をモチーフにした創作小説。 イザナミ、イザナギの国作りと愛憎...

残虐記 桐野夏生 新潮文庫

『残虐記』は実際にあった監禁事件をモデルに書いていると聞いていたので、今まで読むのを避けていたのだけれど、人から「案外そ...

IN 桐野夏生 集英社

『IN』は主人公である小説家が自分の小説を書くための資料として、島尾敏雄『死の棘』のオマージュとして書かれた『無垢人』の...

東京島 桐野夏生 新潮社

現代大人版『十五少年漂流記』だった。 太平洋に浮かぶ無人島に32人が漂着し、そのうち女性は46歳の主人公のみ。 なんと魅...

白蛇教異端審問 桐野夏生 文春文庫

桐野夏生がはじめて出したのエッセイ集とのこと。 表題作以外に、日記や映画評、コラムなど色々。 ご本人曰く「エッセイは苦手...
スポンサーリンク