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か行の作家

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ゆっくりさよならをとなえる 川上弘美 新潮社

私は川上弘美の文章とは相性が悪いらしく、どれを読んでもイマイチ心に食い込んでこない。エッセイならばどうだろうと思って、手...

センセイの鞄 川上弘美 平凡社

『センセイの鞄』は売れることを見越して作られた作品だなぁ~というのが、正直な印象。むろん、私は「売れる本」が嫌いな訳では...

無菌病棟より愛をこめて 加納朋子 文藝春秋

急性白血病と診断された作者、加納朋子自身の闘病記。小説枠からは外れる作品なのだけど、素晴らしい1冊だった。難病や死病に罹...

コッペリア 加納朋子 講談社

関節球体人形に興味のある人なら、それなりに楽しめると思うのだが、そうでなければちょっと厳しいかな……と思う作品だった。天...

ささらさや 加納朋子 幻冬舎

どうしたものか、無性に「気持ちの良い物語」を読みたくなって手をとった。人殺しもなく、あまり嫌な感じの人間が出てこなくて、...

ななつのこ 加納朋子 東京創元社

芝居の中で演じられる芝居のことを「劇中劇」と言うならば本の中に書かれている本は、なんと言うのだろうか?この作品は『ななつ...

AMEBIC 金原ひとみ 集英社

キツイ…キツ過ぎる。30代で読むには、あまりにも小っ恥ずかしい作品だ。ヒロインは摂食障害を患う小説家。私小説だとは思わな...

蛇にピアス 金原ひとみ 文藝春秋

想像していたより面白かったけれど心に残るかと問われれば「そうでもない」という印象。題名の『蛇にピアス』とは、その言葉通り...

わたくしが旅から学んだこと 兼高かおる 小学館

私は子ども時代『兼高かおる世界の旅』って番組が大好きだった。今では海外旅行なんて誰でも行ける時代だけれど、私が子どもの頃...

レヴォリューション No.0 金城一紀 講談社

私はこの作家さんの描く「落ちこぼれ男子の青春物語」が大好きなのだけど、今回の作品は戴けなかった。「青春」を楽しむには、私...

レヴォリューション No.3 金城一紀 講談社

面白かった。じつに面白かった。『フライ,ダディ,フライ』でも活躍した落ちこぼれ軍団が活躍する話なのだが。ホント、元気が出...

フライ,ダディ,フライ 金城一紀 講談社

もしからしたら、はじめて読んだ『GO』よりも好きかも知れない……と言うほどに胸を熱くして読んだ作品だった。やはりらむやは...

対話篇 金城一紀 講談社

世間で絶賛されている作品を「面白くなかった」と書くのって、とても気がひける。ホラー・ミステリ・エンターテイメントの類なら...

GO 金城一紀 講談社文庫

「面白かった」のひとことに尽きる。直球勝負の青春小説だった。勢いがあって、めちゃめちゃで、それでいて馬鹿みたいに真面目だ...

昔のミセス 金井美恵子 幻戯書房

昔の『ミセス』を振り返りつつ、当時の風俗や女性について語ったエッセイ集。『ミセス』とは奥様向けの雑誌。男性諸兄の中にはご...

軽いめまい 金井美恵子 講談社

上手いと思うのだけど、イマイチ好きになれなかった。子供が2人いて、夫もそこそこ真面目で優しくてお洒落なマンションで暮らし...

私は貝になりたい あるBC級戦犯の叫び 加藤哲太郎

昨今、靖国が熱いから……と言う訳でもなく図書館の「新着本」コーナーで並んでいるのが目に付いたので、なんとなく読んでみた。...

蜜蜂の家 加藤幸子 理論社

仕事も恋も家族も嫌になってしまった主人公が田舎(たぶん長野県)にある養蜂場に就職して、自分の進むべき道を見出していく…と...

明日この手を放しても 桂望実 新潮社

『明日この手を放しても』は19歳で中途失明した完璧主義の妹と、大雑把な性格の兄との12年間を描いた作品。テーマはズバリ「...

ハルモニア 鹿島田真希 新潮社

う~む。イマイチ。悪くはないと思うのだけど、私とこの作家さんの作風は相性が悪いようだ。需要はあると思う。好きな人はハマる...

女の庭 鹿島田真希 河出書房新社

なんだかなぁ。ものすごく面白くなかった。ここまで退屈な本を読んだのは久しぶり。『ピカルディーの三度』を読んで「これから猛...
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