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AMEBIC 金原ひとみ 集英社

キツイ…キツ過ぎる。30代で読むには、あまりにも小っ恥ずかしい作品だ。

ヒロインは摂食障害を患う小説家。

私小説だとは思わないけれど、なんとなく「=作者と思ってくれてもいいわよ」的なところが見え隠れしていて、その自意識過剰っぷりに「うへえっ」っとなってしまった。

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AMEBIC

さあ私の太陽神よ舞い上がれ 安宿に泊まる私を照らせ

AMEBIC[Acrobatic Me-ism Eats away the Brain,it causes Imagination Catastrophe.]「曲芸的自己中心主義が脳を浸食する事による想像力の崩壊」。

孤独と分裂の果てに「私」はそれを「彼」に伝えようと…

アマゾンより引用

感想

精神的に壊れ気味…と言うか、壊れちゃってるかも知れないヒロインは、自分を担当してくれている編集者(結婚を控えた婚約者持ち)と身体の関係持ち、恋に振り回される。

ヒロインの創作と恋の経緯を書きつつ、ヒロインの内面を表現していくのだけれど、魂がオバチャン化してしまっている私には、どうにもムズ痒くていただけなかった。

小説には出会うタイミングと言うか、出会うのに最適な年齢があると思う。

この作品は私が10代か少なくとも20代前半で読んでいたら、それなりに面白かったかも知れいけれど今の私にはキツかった。

悪い作品とは言わないけれど出会うのが遅過ぎたように思う。

若い頃に読んだ作品で、当時「寝ても醒めても」と言う勢いでハマっていた物でも、大人になってみて読むと「こんなのが好きだっただなんて私も若かったんだなぁ…」と酸っぱい気持ちになることがあるのだけれど、この作品はその逆を行ってしまった。

私には合わない作品だったけれど、デビュー作の『蛇にピアス』と比べると「頑張って小説を書きました」という意気込みが伝わってくる。

今後、どういう風な作品を書いてくれるのかちょっと期待したいところ。また機会があれば別の作品を読んでみたいと思う。

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白い木蓮の花の下で
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