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レヴォリューション No.0 金城一紀 講談社

私はこの作家さんの描く「落ちこぼれ男子の青春物語」が大好きなのだけど、今回の作品は戴けなかった。

「青春」を楽しむには、私がオバサンになり過ぎてしまったのかと哀しくなってしまうほど、まったく共感出来なかった。

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レヴォリューション No.0

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典型的オチコボレ男子高に入学した僕。“学校”という箱庭で先の見えない苛立ちや息苦しさを抱える僕らを「団体訓練」という名のシゴキ合宿が待ち受ける。

どうしてこんなクソみたいな目に遭いながらここにいるのか?

欺瞞に満ち溢れた世界に風穴を開けるため大脱走計画を練るうち、停滞していた世界に熱い血が通い始める―すべてを捨て去りゼロに戻ることを恐れるな!

ザ・ゾンビーズ結成前夜を描くシリーズ完結篇!

アマゾンより引用

感想

この作品は単体でも読めるのだけど、シリーズ物になっている。それだけに「それまでの作品」とどうしても較べてしまう。

この作品だけで言うなら「それなり」レベルには仕上がっていると思うし、「読んで損した」と思わない程度には面白い。

だけど、同じシリーズの他の作品の面白さを知っていると「面白く無かった」としか言えなかった。

なんだろうなぁ……。テンポも悪いし、物語に設定された「目標」が小さくてロマンが無い。喧嘩した後の爽快感も無い。

そして何より悪いのは主人公達の未来に希望が感じられないってことだ。

読後「この子達、結局高校を出ても駄目な人生歩いていくんだろうなぁ」としか思えないところが泣けてくる。青春小説で未来が信じられないラストって、最悪過ぎやしないだろうか。

「不良な俺達カッコイイ!」って流れが悪いとは言わない。(実際、今までのシリーズはそれでもなお面白かった)。

しかし、ある程度現実を踏まえた上で話を作ってくれないと…。私には主人公達の未来が暗い物にしか思えなくて、読後、軽くブルーになってしまった。

今回の作品は色々な意味で雑だったのだと思う。

読者を騙して、酔わせてくれるだけの力に欠けていたのだと思う。せっかく、ここまで人気シリーズに育ってきたのだから、次の作品は丁寧な物を読ませて欲しいと思う。

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白い木蓮の花の下で
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