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「い」の作家

50音順の分類で「い」に属する作家の作家の書いた本の感想です。

50音別作家一覧はこちら

作家名・作品名等で検索出来ます
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むらさきのスカートの女 今村夏子 朝日新聞出版

『むらさきのスカートの女』は第161回芥川賞の候補に上がっている。 今村夏子は以前も155回芥川賞で『あひる』が候補に上がっているが、惜しくも受賞には至らなかった。今回は2度めのチャレンジと言うことになる。 私が今村夏子の作品を...

お師匠さま、整いました! 泉ゆたか 講談社

前回読んだ『髪結百花』が良かったので続けてもう1冊読んでみた。 『お師匠さま、整いました!』は泉ゆたかのデビュー作で第11回小説現代長編新人賞受賞。一応、時代小説枠。 私はどちらかと言うと時代小説が苦手なのだけど『髪結百花』が大...

髪結百花 泉ゆたか 角川書店

時代小説は得意じゃないのだけど巷の評判が良さそうなので読んでみた。 泉ゆたかは初挑戦の作家さん。デビュー作『お師匠さま、整いました!』は表紙絵が可愛らしかったので、なんとく名前だけは覚えていた。 デビュー作の時は「なんだ...

愛すること、理解すること、愛されること 李龍徳 河出書房新社

李龍徳の作品を読むのはこれで3冊目。 初めて読んだ『死にたくなったら電話して』はイマイチ好きになれなかったのだけど、次に読んだ『報われない人間は永遠に報われない』がちょっと良かったので追いかける事を決めた作家さん。 読後感悪い系...

寂しい生活 稲垣えみ子 東洋経済新報社

作者の事も作品の内容も知らない状態で、題名と表紙でジャケ借りした。 題名から「独身1人暮らし女性のエッセイかな~」と予想。私は現在既婚者だけど、夫と出会うまでは一生独身で生きていくのだと思っていたので、独身女性の生き方については色々思...

ヲトメノイノリ 石田千 筑摩書房

最近、本のアタリが非常に悪い。 ず~っと本を読んでいると不思議と「自分の好みではない本ばかりに行き当たる」って時がある。そして今、その真っ只中にいる。 もちろん「手に取って読む本の全てが面白い」なんて時期もある訳で、こればかり「...

ひっ 戌井昭人 新潮社

私。戌井昭人がかなり好きなのだと思う。 この人の描く駄目人間はどうしてこうまで魅力的なのか? 2012年度の芥川賞候補だったとのこと。戌井昭人は何度となく芥川賞の候補に上がっているのに何故か受賞出来ていない。 芥川賞にして...

なでし子物語 伊吹有喜 ポプラ社

前回読んだ『天の花 なでし子物語』のシリーズ1作目。 『天の花 なでし子物語』この作品の次の話とのこと。時系列的には「なでしこ子物語→天の花 なで子物語→地の星 なでし子物語」と進んでいくらしい。 なでし子物語 いじめに遭って...

天の花 なでし子物語 伊吹有喜 ポプラ社

伊吹有喜の作品を読むのはこれが3冊目。いいじゃない。個人的にはかなり好き。 『カンパニー』の時は微妙に引っ掛かる部分があったけれど、私が思うに作者は昨今衰退しているメロドラマが得意なのだと思う。 メロドラマ好きな人には猛プッシュ...

潮の呼ぶ声 石牟礼道子 毎日新聞社

石牟礼道子は初挑戦の作家さん。 水俣病患者に寄り添って生きた作家として知らている作家さんで先日、亡くなられたと言うニュースを聞いて「そう言えば1冊も読んでいなかったな」と思い、手に取った。 本当なら代表作の『苦海浄土』を読むべき...

百年泥 石井遊佳 新潮社

『百年泥』は第158回芥川賞受賞作。『おらおらでひとりいぐも』と同時受賞。 芥川賞が同時に2作出ることもあると言えばあるけれど「2つとも芥川賞を出さずはいられなかった」と言うことなのだから、面白いに違いない…と手に取った。 作者...

彼方の友へ 伊吹有喜 実業之日本社

竹久夢二や中原淳一が活躍した少女雑誌『少女の友』を発行していた実業之日本社創業の120周年記念作品。 この作品はあくまでも小説だけど作品の背骨になっている雑誌『乙女の友』はかつて少女たちが夢中になった『少女の友』をモデルにしている。 ...

嘘と人形 岩井志麻子 太田出版

『嘘と人形』は好き嫌いが別れると思うのだけど、とりあえず今までの岩井志麻子の作品を期待して読むとガッカリすると思う。 ひとことで言うならイヤミス(読後、嫌な気分になるミステリー小説)だと思う。 私はちっとも楽しめなかったし、面白...

星の子 今村夏子 朝日新聞出版

前回読んだ『あひる』が良かったので手に取ってみた。 芥川賞候補作。『あひる』を気に入っていたものだから「あの作品を書いた人が書いたのなら面白いに違いない」と思って読んだのだけど、それほど面白くもなかった。 芥川賞の候補作止まりだ...

カンパニー 伊吹有喜 新潮社

リストラ候補に上がっている製薬会社の中年サラリーマンがバレエ団に出向し、バレエの公演に取り組むお仕事小説。 池井戸潤のお仕事小説が好きな人、バレエに限らず舞台物が好きな人なら楽しく読めると思う。 登場人物が個性豊かでドラマ化、映...

ゼンマイ 戌井昭人 集英社

面白かった。この作品、すごく好き。たぶん私は戌井昭人と波長が合うのだと思う。 戌井昭人の書く話って感動巨編でもないし、考えさせられる系でもないし、次から次へと話が転がっていく訳でもない。 主人公は「ちょっと駄目な男」が多い。今回...

一つの花  今西 祐行 集英社みらい文庫

娘は小学校4年生。国語で『一つの花』を音読するようになった。 娘の小学校では国語は光村図書の教科書を使っている。私も子どもの頃、光村図書の教科書だった。ちなみに夫も光村図書だったらしい。なので国語は知っている作品が多い。 30年...

切腹考 伊藤比呂美 文藝春秋

私はWEB上で本の感想を書くようになって、けっこう長いのだけど地雷作家と言うか「感想が書き難い作家」がいる。 作家自身がどうのこうの…って訳ではなくて正しくは「面倒臭いファンががついている作家」って言った方が良いのかも知れない。江國香...

どんぶらこ いとうせいこう 河出書房新社

表題作と他2編からなる短編集。表題作のテーマは親の介護問題。 他2編は信州のとある一族を描いた作品で「信州弁三部作」との事だけど、表題作と他2編は「信州弁を使っている」と言う以外、ほとんど共通点の無い作品だった。 「どうしてこの...

あひる 今村夏子 書肆侃侃房

表題作と他2編。表題作の『あひる』はは芥川賞候補になったとのこと。 働いていた頃、通勤途中にあひるを飼っている家があり、毎朝あひるを見るのが楽しみだった事を思い出し、前評判等は知らない状態で手に取った。 今回はネタバレを含むので...

酔狂市街戦 戌井昭人 扶桑社

戌井昭人の本を読むのはこれで4冊目。なんだかんだ言って応援している。 「もう手放せません。最高です!」と言うほど好きな作品はないんだけど「なんかちょっと好き」って感じ。 物語云々より肌に合うと言うか、肩肘張らない感じが良いと言う...
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