読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

"谷崎潤一郎"

夜明け前 島崎藤村 岩波文庫

『夜明け前』は島崎藤村の代表作。「木曽路はすべて山の中である」と言う冒頭文はあまりにも有名だけど、私は50歳になるまで『...

いるのいないの 京極夏彦作 町田尚子絵 岩崎書店

お久しぶりの京極夏彦…と言っても小説ではない。岩崎書店がシリーズ化している「かいだん絵本」の1冊。かいだん絵本は現在、大...

ホテル・アイリス 小川洋子 幻冬舎文庫

私は小川洋子の作品の感想を書く時に、何度も何度も「小川洋子の作品の中で1番好きなのはホテル・アイリスだ」と書いているのに...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。作家名・作品名等で検索する事も出来ます 作家名で50音別に...

デンジャラス 桐野夏生 中央公論新社

『デンジャラス』、かなり面白かった!谷崎潤一郎と桐野夏生が好きな人には是非とも読んで欲しい作品。『細雪』の次女雪子のモデ...
日記

プリンセスの流行。

私は自分が女性なので女性の権利問題については興味があるし、女性蔑視は許せないと思っているけれど、フェミニズムが行き過ぎて...

薄情 絲山秋子 新潮社

久しぶりに「ちょ! これはタイミング良過ぎですよ!」と驚いた1冊。図書館の新刊本コーナーに並んでいたので発売して、それほ...

おしゃれと無縁に生きる 村上龍 幻冬舎

村上龍と言うと、かつては村上春樹と並んで「W村上」なんて呼ばれている大御所だけど、恥ずかしながら、作品は数冊しか読んだ事...
日記

ストレスMAX!

金曜日はストレスMAXで最悪だった。原因は実家の母の再入院。退院してホッとしたところの再入院は心身ともにガツンとやられて...

あの家に暮らす四人の女 三浦しをん 中央公論新社

谷崎潤一郎『細雪』のオマージュと言う触れ込みだったので読んでみた。舞台となる家で暮らす四人の女が細雪のヒロイン達の名前と...
日記

秋の陽射しと1人旅。

涼しいと感じる日が増えてきたので、夏の暑さ対策として窓に設置していた遮光ネットを撤去した。遮光ネットの撤去と同時に夫が窓...

寝ずの番 中島らも 講談社文庫

この夏は何故だか私の中だけで中島らも祭りが開催されている。理由はよく分からない。まぁ中島らもの作品は夏が似合うから仕方が...

ふんわり王女 ジョージ・マクドナルド 太平出版

ジョージ・マクドナルド『ふんわり王女』の作品の内容と感想を紹介します。『ふんわり王女』は少女時代から大好きな作品で、今でも太平出版の本を持っています。子どもの頃は美しい挿絵と他のお姫様物語には無い設定に心ときめかせたものでした。

告白 町田康 中央公論新社

感想のリクエストを戴いたので手に取ってみた。町田康は初めて読む作家さん。「面白い」との評判を聞いていたけれど、食わず嫌い...

キッスキッスキッス 渡辺淳一 小学館

先人達のラブレターを集めた書簡集。ラブレターの原本に、恋人達のエピソードを添えて作者の解説が入っている。日記フェチ・書簡...

賢者の愛 山田詠美 中央公論新社

十数年ぶりの山田詠美……と思ったら、意外にも読書録に感想を書いていなかった。山田詠美は『蝶々の纏足』とか『風葬の教室』等...

菊籬 宮尾登美子 文春文庫

日本の古い女性を書かせたら宮尾登美子の右にでる作家さんはいないんじゃないかと思う。上手い……上手過ぎである。「女」を書く...

鱗姫 嶽本野ばら 小学館

嶽本野ばらの作品は『カフェー小品集』を読んで、あまりの「乙女光線」にクラクラしたので、もう彼の作品を読むことはないだろう...

秘事 河野多惠子 新潮社

今回の感想はちょっとだけ「ネタバレ」あります。未読で「ネタバレ」が嫌な方はご遠慮ください。地味な…ひたすら地味な文章でも...

冬の女たち 久世光彦 新潮社

「今の季節に読まなければ何時読むんだ?」てな題名なので手に取ったエッセイ集。毎度お馴染みの「久世節」で、ネタ的には使い古...

ミーナの行進 小川洋子 中央公論新社

久しぶりの小川洋子。最近はガッカリさせられる事が多くて敬遠していたのだけど、ふと読みたくなって手に取ってみた。ものすごく...