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書評

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求愛 瀬戸内寂聴 集英社

お久しぶりの瀬戸内寂聴。御年94歳とのこと。 書店で大々的に宣伝されているし、94歳になってもいまなお現役で書かれている...

ハーレーじじいの背中 坂井希久子 双葉社

現代の小説において「じいさん」と「ばあさん」は黄金アイテムだと思う。 世の中、なんだかんだ言って自分の祖父母が好きな人っ...

されど人生エロエロ みうらじゅん 文藝春秋

なんだかんだ言って、みうらじゅんの作品は沢山読んでいる。 それなのに、感想が1冊もアップされていない不思議。 恐らく、激...

ままならないから私とあなた 朝井リョウ 文藝春秋

朝井リョウの作品って「リア充の若者専用」ってイメージがあったのだけど、今回は今までとは違う路線で共感が持てた。 軽めで読...

バベル九朔 万城目学 角川書店

お久しぶりの万城目学。『バベル九朔』と言う突拍子もない題名に惹かれて手に取った。 万城目学の付ける題名って他にない感じで...

アカガミ 窪美澄 河出書房新社

近未来の日本が舞台のSF小説。 若者が恋愛や結婚をしなくなり、将来を悲観して自殺する若者が急増している…と言う設定の近未...

暗幕のゲルニカ 原田マハ 新潮社

絵画をテーマにした絵画ミステリって、すっかり原田マハの十八番になってしまった気がする。 今まで作者の来歴なんて気にした事...

戦うハニー 新野剛志 角川書店

新野剛志は初挑戦の作家さん。実は図書館の新刊コーナーで並んでいるのを見て、最近気になっている新庄耕の新作と勘違いして借り...

バラカ 桐野夏生 集英社

東北の震災以降、震災をテーマにした小説が沢山発表されたけれど『バラカ』もその中の1つ。 数ある震災文学の中では圧倒的に面...

舟を編む 三浦しをん 光文社文庫

私は三浦しをんの事を誤解していたのかも知れない。 売れっ子作家であることも承知しているし、実力のある作家さんなのも気づい...

娘役 中山可穂 角川書店

前作の『男役』に続く宝塚小説第2弾。 今回は『娘役』。宝塚の娘役さんがヒロイン。そして、その娘役に片思いするヤクザの男の...

風待心中 山口恵以子 PHP

時代小説はあまり好きではないのだけれど前回読んだ『早春賦』が気に入ったので読んでみる事にした。 題名に「心中」とあるのだ...

子の無い人生 酒井順子 角川書店

酒井順子と言えば『負け犬の遠吠え』を思い浮かべる人が多いと思うのだけど、私もその中の1人。 『負け犬の遠吠え』では独身女...

焼野まで 村田喜代子 朝日新聞出版

私は40代になってから村田喜代子と出会えた事を幸せに思う。 中高年女性の心理描写が抜群に上手い。たぶん私が20代で読んで...

ロゴスの市 乙川優三郎 徳間書店

乙川優三郎は初挑戦の作家さん。時代小説を多く書いている人なので今まで手に取った事がなかった。 『ロゴスの市』はは時代小説...

声のお仕事 川端裕人 文藝春秋

川端裕人の作品を読むのは随分と久しぶり。 ハマっていた時期があったのだけど、いつの間にか遠ざかっていた。 現在、活躍して...

わたしの宝石 朱川湊 文藝春秋

中年はこの本を読んではいけないと思う。何故ならこの本は本気で中年を殺しにかかっているからだ。 久しぶりの朱川湊。朱川湊ワ...

肉と衣のあいだに神は宿る 松井雪子 文藝春秋

作者の作品を読むのはこれで3冊目。初めて読んだ『刺繍天国』が面白かったので、なんとなく好印象の作家さんなのだけど、正直こ...

恋愛小説 椰月美智子 講談社

初めて読んだ『伶也と』がぶっ飛んだ恋愛小説で気に入ったので、題名を見た瞬間「これは期待せざるを得ない」と張り切って読んで...

カエルの楽園 百田尚樹 新潮社

これ、凄く面白かった! 百田尚樹と言えば私の中で正統派ではなく「お騒がせ作家」と言うイメージ。ちょっと右寄りの活動をして...

温泉妖精 黒名ひろみ 集英社

なんとなく疲れ気味の時に図書館に行って「しんどい作品は読みたくないし温泉とかいいかも」と思って手に取った、 第39回すば...
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