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優しい街 新野剛志 双葉社

主人公は探偵。ある実業家から行方不明になった娘を探して欲しいと依頼を受けて物語が始まる。

ツイッターが深く関わる話なので、ツイッターをしていない人だとピンとこない部分があるかと思うけれど、ツイッターからはじまるサスペンス小説って感じだった。

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優しい街

女子高生失踪―。ある男から娘を捜してほしいとの連絡が入る。聞けば上京中、友人と会うと言って出かけたきり戻ってこないという。娘はツイッターを使っていて、そこに何か手がかりがあるかもしれない。

探偵の“私”は、捜索を始めるが、そこで目にしたのは、複雑に絡み合う人間たちの別世界。誰が誰で、何が本当で何が嘘か。真実はどこにあるのか…。

アマゾンより引用

感想

ツイッターを楽しむ人達の中には本来のアカウントとは違う「裏アカウント」と言う物をもっている人いる。

若い女性の中には裏アカウントで自分の裸の写真を投稿する事があるらしく、行方不明になった依頼者の娘も裏アカウントを持っていた。

私はツイッターが大好きだけど、そこほど入れ込んでいる訳でもないし裏アカウントなんて世界も知らない。

……とは言うものの「そんな事もあるだろうなぁ」と容易に想像出来るし「ツイッターって、こんな使い方もあるんだ!」と驚かされたりもして、話を追っていくのが面白かった。

しかし「面白かった」と言ってもツイッターのアカウントから関係者を芋づる式に探し出す過程が面白かっただけで肝心の物語はイマイチだった。

まず第一にリアリティが無さ過ぎる。

物語に登場する女の子達は蓮っ葉なテンプレ女子高生で魅力が無い。主人公の探偵は格好良くもなければ共感できたり、憎めないキャラでもない。

主人公はけっこうヘマをやらかして酷い目に合うわりにアッサリ復活していて「ちょ…ジャンプ漫画かよ!」と突っ込んでしまうレベル。

また「人が死ぬ」と言う人生で一大事とも言える事態が起こっていると言うのに、関係者がアッサリし過ぎていてる気がした。

「ミステリなんだから人が死ぬのは当たり前だろ?」と言われてしまえばそれまでだけど、それにしても逆上したりする人がいない事に違和感を覚えた。

作者の作品を読むのはこれで2冊目だけど、私は新野剛志と相性が悪いのだと思う。

前回読んだ『戦うハニー』の時は「この人はもともとミステリの人らしいから他の作品ならまた違った感じだろう」と思って2冊目に手を出してみたのだけど今回もやっぱり駄目だった。

私には新野剛志の書く登場人物から人情味とか優しさが感じられないのだ。

たぶん、余程の事が無ければ、この新野剛志の作品に手を出す事はないだろうと思う。

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白い木蓮の花の下で
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