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書評

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ファミリーデイズ 瀬尾まいこ 集英社

瀬尾まいこの大ファン…って訳でもないのに、うっかりエッセイにまで手を出してしまった。ツイッターで評判が良さげだったので「...

ネバーホーム レアード・ハント 朝日新聞出版

翻訳物はそれほど得意ではないのだけれど、あらすじを見て「これは面白いに違いない」と確信を持って手に取った。舞台はアメリカ...

いつかあなたも 久坂部羊 実業之日本社

在宅医療(終末期医療)がテーマの短編小説集。医師である久坂部羊が在宅医療に従事していた時の体験を元に書かれたものとのこと...

彼方の友へ 伊吹有喜 実業之日本社

竹久夢二や中原淳一が活躍した少女雑誌『少女の友』を発行していた実業之日本社創業の120周年記念作品。この作品はあくまでも...

花嫁人形 佐々木丸美 創元推理文庫

本を読むにもその作品によってしっくりとくる季節があって、佐々木丸美の作品は断然冬に読むものだと思う。作者はすでに故人なの...

回遊人 吉村萬壱 徳間書店

吉村萬壱の作品はそれほど沢山読んでいないのだけど、実はけっこう好きだったりする。初めて読んだ『臣女』は衝撃的だった。ただ...

迷い家 山吹静吽 角川書店

『迷い家』は第24回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作。ツイッターの評判を見ていたら読んでみたくなって手を取った。舞台は第二...

嘘つき鳥 久世光彦 幻戯書房

今頃になって久世光彦のエッセイを読む事になるとは思ってもみなかった。久世光彦がこの世を去って10年以上経ってから、まだ読...

おらおらでひとりいぐも 若竹千佐子 河出書房新社

『おらおらでひとりいぐも』は若竹千佐子の文藝賞受賞作にしてデビュー作。なんと作者の若竹千佐子はこの時63歳。文藝賞史上最...

ギョギョギョ!おしえて! さかなクン さかなクン 朝日学生新聞社

朝日小学生新聞の連載をまとめた作品。児童書だけど娘ではなく夫と私が読むために図書館で借りてきた。夫はアーケードのクイズゲ...

ヴィオレッタの尖骨 宮木あや子 河出書房新社

宮木あや子の作品はなんだかんだでそこそこ読んでいて(感想を書いていない作品もある)今さら言うのもなんだけど、私は宮木あや...

村上さんのところ 村上春樹 新潮社

期間限定サイト「村上さんのところ」で村上春樹が読者からの質問に答えていた内容をまとめたもの。サイトではかなりの数の問答が...

人間タワー 朝比奈あすか 文藝春秋

なかなか面白かった。力作の部類に入ると思う。朝比奈あすかは私とさほど変わらない年齢なのに、子どもから老人まで上手いこと描...

アナログ ビートたけし 新潮社

あまり日記の話題にしたことがないけれど、私は密かに北野武の作る映画が嫌いじゃない。北野武の映画は面白いのとそうでないのの...

うなぎ女子 加藤元 光文社

あまりにも美味しそうな表紙だったので思わずジャケ借りしてしまった。私はお店でちゃんとした鰻を食べた経験が乏しいことも手伝...

銀河鉄道の父 門井慶喜 講談社

宮沢賢治の父親の視点から宮沢賢治と彼の父親を描いた作品。伝記ではなくあくまでも小説なので作者自身の解釈がふんだんに盛り込...

毒母ですが、なにか 山口恵以子 新潮社

私にとって作者山口恵以子は最近の言葉を使うなら、ここ数年の「推し」なのだけど残念ながら今回の作品は面白くなかった。好きで...

砂上 桜木紫乃 角川書店

凄く面白かった。今年読んだ本の中で間違いなくベスト3に入るほどに。人生に行き詰まった中年女性が作家デピューするまでの経緯...

新 13歳のハローワーク 村上龍 幻冬舎

『新 13歳のハローワーク』はかつて一世を風靡した『13歳のハローワーク』の改訂版。私は『13歳のハローワーク』が出版さ...

十代に共感する奴はみんな嘘つき 最果タヒ 文藝春秋

題名に惹かれて手に取った。切れっ切れでグッとくる題名だと思う。しかし最初に断っておく。私は40代の正直者なのでこの作品に...

消えない月 畑野智美 新潮社

畑野智美は初挑戦の作家さん。ジャンルはミステリ。ミステリは苦手なのだけど、この作品は殺人とか推理ではなく、ストーカーがテ...
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