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書評

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そこに工場があるかぎり 小川洋子 集英社

久しぶりに読む小川洋子作品は小説ではなくエッセイ集。 図書館で夫や娘の本を物色していたら、工業系の棚に小川洋子の名前を発...

姉の島 村田喜代子 朝日新聞出版

久しぶりの村田喜代子は高齢女性が主人公。最近、高齢者の晩年の内情を描いた作品が増えている気がするけれど、その中でも抜群に...

貝に続く場所にて 石沢麻依  講談社

『貝に続く場所にて』は第165回芥川賞受賞作。作者にとって、この作品は驚くことに第64回群像新人文学賞受賞でデビュー作で...

彼岸花が咲く島 李琴峰 文藝春秋

『彼岸花が咲く島』は第165回 芥川賞受賞作。読んだことのない作家&作品だったので「図書館で借りてみるか…」とチェックし...

インドラネット 桐野夏生 KADOKAWA

久しぶりの桐野夏生作品。題名になっている『インドラネット』とは仏教用語のインドラの網のこと。 インドラの網とはインドラ(...

屋上のウインドノーツ 額賀澪 文藝春秋

額賀澪の作品を読むのはこれで3冊目。初めて読んだ『競歩王』が面白かったけど、次に読んだ『転職の魔王様』は正直好みじゃなか...

ひきなみ 千早茜 角川書店

千早茜の作品を読むのは久しぶり。初めて読んだ『クローゼット』が好みだったので次々読んでいるけれど、今回はかなり雑で荒っぽ...

にぎやかな落日 朝倉かすみ 光文社

朝倉かすみ、いいね! 朝倉かすみは『田村はまだか』以降、なんとなく追っているけれど、ここへ来てグッと力をつけている気がす...

モテるかもしれない。 カレー沢薫 新潮社

最近、地味に本の感想をアップするペースが落ちていた訳ですが、本人に何かあった…とかではなく図書館が封印されていたことが原...

ライト・スタッフ 山口恵以子 潮出版社

お久しぶりの山口恵以子作品。一時期、ガッツリとハマっていたけれど『食堂のおばちゃん』シリーズ以降、食べ物小説が多くなった...

海蝶 吉川英梨 講談社

吉川英梨は初挑戦の作家さん。ミステリの分野で活躍されているようだけど、私はミステリ小説はほとんど読まないので全く知らなか...

ははのれんあい 窪美澄 角川書店

久しぶりの窪美澄。前回読んだ『いるいないみらい』も良かったけれど、今回も素晴らしかった。もしかしたら窪美澄はご家族物語に...

私は女になりたい 窪美澄 講談社

前回読んだ『ははのれんあい』が良かったので続けて窪美澄作品を読んでみた。 ……ゴメン。『ははのれんあい』は好きだったけど...

おもろい以外いらんねん  大前粟生 河出書房新社

大前粟生は初挑戦の作家さん。『おもろい以外いらんねん』は漫才師とその友人、3人の若者を描いた作品で、巷で評判が良さそうだ...

転職の魔王様 額賀澪 PHP研究所

前回読んだ『競歩王』が好みだったので、額賀澪を続けて読んでみた。 今回は題名通り、転職エージェント(転職斡旋会社)のCA...

「山奥ニート」やってます。 石井あらた 光文社

『「山奥ニート」やってます。』は和歌山県の限界集落でニートが集まって暮らせる場所を運営している人が書いたノンフィクション...

雪のなまえ 村山由佳 徳間書店

少し前に読んだ『初恋』が良かったので、続けて村山由佳作品を読んでみた。 『雪のなまえ』は東京の小学校でいじめから不登校に...

空芯手帳 八木詠美 筑摩書房

『空芯手帳』は第36回太宰治賞受賞作。題名になっている「空芯」とは偽装妊娠と紙管(主人公は紙管会社で働いている)ことの暗...

少女モモのながい逃亡 清水杜氏彦 双葉社

清水杜氏彦は私にとって初挑戦の作家さん。そして『少女モモのながい逃亡』は第37回小説推理新人賞、第5回アガサ・クリスティ...

交通誘導員ヨレヨレ日記 柏耕一 フォレスト出版

図書館で表紙に惹かれて手に取った。 「気楽に読み流せる漫画エッセイかな?」と思ったのだけど、内容的には表紙絵のイメージと...

はつ恋 村山由佳 ポプラ社

久しぶりにしみじみとする恋愛小説を読んでしまった。『はつ恋』は50代の女性と40代後半の男性の恋愛を描いた作品。 恋愛小...
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