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ミステリ小説

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笑う赤おに 雀野日名子 双葉社

雀野日名子は今回初挑戦の作家さん。『笑う赤おに』と言う題名に惹かれて予備知識無しで手に取った。『ないたあかおに』をイメー...

バラカ 桐野夏生 集英社

東北の震災以降、震災をテーマにした小説が沢山発表されたけれど『バラカ』もその中の1つ。数ある震災文学の中では圧倒的に面白...

抱く女 桐野夏生 新潮社

ツイッターで評判が良さそうなので読んでみた。私はなんだかんだ言って桐野夏生が好きみたいだ。グロテスクな話も多いし「それっ...

お引っ越し 真梨幸子 角川書店

「引越し」がテーマの連作短篇集。それぞれ独立した話だった。ただ、どの物語にも「アオシマ」と言う苗字の男が登場する。今回は...

5人のジュンコ 真梨幸子 徳間書店

題名が示す通り「ジュンコ」が5人登場する作品である。途中「バタフライ・エフェクト」と言う言葉が出てくるのだけど、この作品...

母性 湊かなえ 新潮社

私は湊かなえとは相性が悪いのだと思う。読んでいてムカムカしたし、登場人物をグーパンチで殴りたいとさえ思った。『告白』を読...

告白 湊かなえ 双葉社

数年前、本屋大賞だの映画化だので話題になっていたと思うのだけど今さながら読んでみた。なんだろう……この読後感。ものすごく...

鸚鵡楼の惨劇 真梨幸子 小学館

相変わらずのぶっ飛び設定だった。今回のテーマは「変態・アブノーマル」だと思う。作者の作品は変態臭がして、ファンにとっては...

殺人鬼フジコの衝動 真梨幸子 徳間書店

どうやら私は真梨幸子の作品と相性が良いみたいだ。ミステリー系の小説はとんと苦手なのだけど、真梨幸子の作品ならサクサク読め...

更年期少女 真梨幸子 幻冬舎

ものすごくインパクトのある表紙の本だった。小説や少女漫画の表紙と言うよりも、むしろ子供の頃、夢中になった「お姫様ぬりえ」...

白夜行 東野圭吾 集英社文庫

ドラマ化で書店に平積みされていたので、今さらながら読んでみた。こういうタイプの小説は「ノワール小説」と言うらしい。読んで...

秘密 東野圭吾 文藝春秋

映画化されて巷では評判が良かったみたいだけれど、まったくダメだった。「乗り移り話」ってのはダメなのかも知れない。そもそも...

魍魎の匣 京極夏彦 講談社

「本の厚さで人が殺せる京極本」にトライしてみた。直木賞作家にまでなった京極夏彦は押しも押されぬ人気者。ミステリ好きの友人...

嗤う伊右衛門 京極夏彦 中央公論社

初京極記念本だというのにイマイチ、ハマれなかった。彼の本はエネルギーのある時に読むべきものなのだろうか。だいたいからして...

緑の毒 桐野夏生 角川書店

期待通りの桐野節炸裂の作品だった。実に感じの悪い1冊。桐野夏生って本当に「嫌な奴」とか「感じの悪い奴」を書くのが上手い。...

ハピネス 桐野夏生 新潮社

お洒落なタワーマンションに済む子育て主婦達が織りなす悲喜こもごも。『VERY』というファッション誌に連載されていた作品と...

ナニカアル 桐野夏生 新潮社

林芙美子の伝記風小説。主人公は林芙美子。その時代生きた作家さんや、時代そのものが好きな人が読むと面白い作品だと思う。ただ...

女神記(新・世界の神話) 桐野夏生 角川グループパブリッシング

『女神記(新・世界の神話)』は題名からも分かるように日本神話をモチーフにした創作小説。イザナミ、イザナギの国作りと愛憎、...

残虐記 桐野夏生 新潮文庫

『残虐記』は実際にあった監禁事件をモデルに書いていると聞いていたので、今まで読むのを避けていたのだけれど、人から「案外そ...

IN 桐野夏生 集英社

『IN』は主人公である小説家が自分の小説を書くための資料として、島尾敏雄『死の棘』のオマージュとして書かれた『無垢人』の...

東京島 桐野夏生 新潮社

現代大人版『十五少年漂流記』だった。太平洋に浮かぶ無人島に32人が漂着し、そのうち女性は46歳の主人公のみ。なんと魅力的...
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