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エンタメ小説

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オネスティ 石田衣良 集英社

なんだか酷過ぎる話だ。私は好きだけど好き嫌いがキッパリ別れる作品だと思う。「どんな秘密もつくらない。お互い大好きだけど、...

横道世之介 吉田修一 文春文庫

私はもしかしたら吉田修が好きなのかも知れない。今までそんな事、1度たりとも思った事はなかったのだけどこの作品を読んでふと...

長嶋少年 ねじめ正一 文春文庫

長嶋ファンの野球少年の成長物語。私は野球なんて好きじゃないし長嶋茂雄もよく知らない。だけど小説的な意味での野球少年は嫌い...

砂漠の青がとける夜 中村理聖 集英社

第27回小説すばる新人賞受賞作。ツイッターで評判が良さそうだったので手に取ってみた。表紙が素敵だ。物語の舞台は姉妹で切り...

桐島、部活やめるってよ 朝井リョウ 集英社文庫

『桐島、部活やめるってよ』は第十二回小説すばる新人賞受賞。発売当時はそこそこ流行っていて書店で平積みされていたのを記憶し...

少しだけ、おともだち 朝倉かすみ 筑摩書房

朝倉かすみの作者は初めて読んだ『タイム屋文庫』で無理だと思って『田村はまだか』で見なおした。そして『わたしたちはその赤ん...

をちこちさんとわたし 小島水青 中央公論新社

なんだか掴みどころの無いフワフワした読み物だった。題名の「をちこちさん」は感じで書くと「遠近さん」となる。主人公で一人称...

ロストデイズ 大崎善生 祥伝社

大崎善生は好きな作家さんなのだけど、今回はあまり楽しむことが出来なかった。もし、私が独身時代に読んでいたら、それなれら楽...

後妻業 黒川博行 文藝春秋

発売当初は書店で平積みされていて「爺を騙すのは功徳や」と言う帯が巻かれていたのを記憶している。初めて目にした時は「高齢者...

電車道 磯崎憲一郎 新潮社

『電車道』と言う題名から「鉄道ヲタクの話かな」と自分勝手な想像をして手に取ってみた。しかし全く予想と違った話でビックリ。...

わたしたちはその赤ん坊を応援することにした 朝倉かすみ 幻冬舎

図書館の新刊コーナーで目についたので、なんとなく手にとってみた。朝倉かすみの作品朝倉かすみを読むのはこれで3冊目。前回読...

ブルース 桜木紫乃 文藝春秋

文句なしに面白かった! 大人の女性に是非ともオススメしたい。男性が視点で読むとどうなのかは微妙だけど。生まれつき指が6本...

昭和の犬 姫野カオルコ 文藝春秋

無冠の女王、姫野カオルコの直木賞受賞作。私の姫野カオルコの歴の原点はなんと言っても処女三部作(『ドールハウス』『喪失期』...

シャトウ・ルージュ 渡辺淳一 文春文庫

私は今まで渡辺淳一のことを、ずっと「スケベ作家」だと思っていた。渡辺淳一と言うと『失楽園』が有名だけど『失楽園』以外も不...

出口のない海 横山秀夫 講談社文庫

『半落ち』を読んだ時に、胡散臭いものを感じ、拒否感のようなものを覚えてしまったのだけど「もしかしたら、それは私の錯覚なの...

半落ち 横山秀夫 講談社文庫

『半落ち』は「泣けるミステリー」みたいな評判だったように思うのだけど、泣けるどころか軽くムカついた。本を読んで「こんちく...

少女地獄 夢野久作 角川文庫

妖しくも、淫靡な世界……というよりも、けだるく陰鬱な世界…といった印象を受けた。夢野久作って作家さんは「その道の人」から...

夏の庭 湯本香樹実 文藝春秋

湯本香樹実って「年寄」を書くのが劇的に上手い。そして年寄と子供の関係も素敵だ。『夏の庭』『ポプラの秋』『西日の秋』は年寄...

ポプラの秋 湯本香樹実 新潮文庫

ひとことで言うと「10代で読んでおきたかった作品」といった感じ。よく出来た作品だとは思ったが私には「ぬるい」としか思えな...

王妃の帰還 柚木麻子 実業之日本社

お嬢様系女子校内のとあるクラスでのグループ抗争の物語。クラス内でのグループ抗争なんて、関わり合いのない人からすれば「だか...

嘆きの美女 柚木麻子 朝日新聞出版

『嘆きの美女』は引篭りニートの駄目ヒロインの成長物語。主人公は「いかにも」なテンプレート的ヲタク女子。そして、そんなヲタ...
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