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本の感想

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悲劇の9日女王 ジェーン・グレイ 桐生操 KADOKAWA

桐生操む作品って、けっこうなブームがあって、私も勢いにまかせて浴びるほど読んだ覚えがある。それなのに読書録にはこれを含め...

華麗なる宝石物語 桐生操 NTT出版

宝石にまつわる話でまとめたエッセイ集である。パワーストーンだの、宝石が好きだった歴史上の人物の話だの世界に名だたる宝石店...

聖地Cs 木村友祐 新潮社

東日本大震災による原発事故で「居住制限区域」に指定されていた地域で飼われていた牛達を集めて、被災した牛を活かそうとする牧...

花束 木村紅美 朝日新聞出版

予備校の女子寮が舞台にした連作短編。春・夏・秋・冬とエピローグに分かれていて、それぞれの章ごとに主人公が違う。主人公はみ...

悪夢のエレベーター 木下半太 幻冬舎文庫

推理物やサスペンス物は基本的に興味が無いので読まないのだけれど、知人から「うっかり同じ本を2冊買っちゃったからあげる」と...

少年の日に 木下順一 河出書房新社

なにやら、すかした言い方で気恥ずかしいのが、毎日のように何某かの本を読んでいると「出会うべくして出会う本」に行き当たるこ...

湯灌師 木下順一 新潮社

またしても題名だけで手にとってしまった作品だった。『湯灌師』とは、なんて直球勝負なんだろう。宮崎アニメのテーマソングの歌...

きつねのつき 北野勇作 河出書房新社

父と幼い娘の暮しを描いた短編連作集。SFと言うことで不条理な話が多く、好き嫌いは分かれると思う。不条理系のSF小説って滅...

ザリガニマン 北野勇作 徳間デュアル文庫

勧められたジュニア小説の課題図書もこれでラスト1冊。この作品は私がどっぷりハマってしまった『かめくん』の姉妹編。『冷静と...

かめくん 北野勇作 徳間デュアル文庫

ジュニア系の文庫から出ている作品なのだけれど、侮れない面白さだった。ちゃんとしたSFだが、しかし現代日本。そして主人公が...

「奇譚クラブ」の人々 北原童夢 河出文庫

日本初の総合変態雑誌「奇譚クラブ」について検証した本である。そのテの物が苦手な人が読めば、気分の悪くなるような写真やイラ...

ねにもつタイプ 岸本佐知子 ちくま文庫

遠くで暮らす友人が「読んでみて」とわざわざ送ってくれたエッセイ本。親しい人から本を薦められるのって、けっこう好きだ。「あ...

青桐 木崎さと子 文春文庫

幼い頃、顔に負った火傷の痕のために引篭もりがちで暮らしてきた主人公と、乳癌の治療を拒み、故郷で死を受容しようとする叔母の...

真珠夫人 菊池寛 文春文庫

テレビドラマで大ブレイクしたという噂を聞いてミーハー心から購入した1冊である。ドラマのストーリーとは随分違っているとのこ...

櫛挽道守 木内昇 集英社

物語の舞台は幕末。木曽の山深い里で「お六櫛」と言う、飾り櫛ではなく髪をすいたり地肌の汚れを取ったりする櫛を作る職人の里に...

漂砂のうたう 木内昇 集英社

明治維新直後の根津の遊郭が舞台の物語。私はどちらかと言うと時代小説は苦手だし、そんなに数も読んでいないのだけど「ネオ時代...

ヤる女 萱野葵 角川書店

なんてムカツク文章を書く作家さんなんだろう。萱野葵の作品を読むのはこれで2冊目。『ダンボールハウスガール』を読んだ時も、...

刺繍 川本晶子 筑摩書房

39歳のバツイチ女性が自分の母親の認知症と向き合う物語だった。……と書くと、重たくて暗い話のように思われそうだけれど、よ...

マタニティドラゴン 川本晶子 筑摩書房

表題作と、もう1作短編『ことり心中』が入った短編集。2つしか収録されていない短編集の場合、大抵どちらか片方の作品が気に入...

白い花と鳥たちの祈り 河原千恵子 講談社

友人のすすめで手に取った1冊。なんとも乙女チックな題名で「これは期待して良いのかも」とワクワク読みはじめたのだけど……ど...

桜川ピクニック 川端裕人 文藝春秋

最近、育児をする男性のことを「イクメン」と言うらしい。そしてこの本はイクメン達が主人公の短編集だった。育児と言うと母親が...
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