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本の感想

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母の微笑 講談社 三浦哲郎

三浦哲郎が自分のルーツについて書いた随筆集。母や兄姉達への深い哀惜が込められている作品で、三浦哲郎を好きな人には是非とも...

ユタとふしぎな仲間たち 三浦哲郎 新潮文庫

私は春めいてくると、決まって『ユタとふしぎな仲間たち』が読みたくなる。なにしろ書き出しからして、春っぽい。いなかの春風の...

白夜を旅する人々 三浦哲郎 新潮文庫

『白夜を旅する人々』はは私にとって愛すべき特別な本達……の中の1冊。はじめて読んだのは、ずっとずっと前のこと。なのに今で...

人生激場 三浦しをん マガジンハウス

ヲタクの心を持つ作家、三浦しをん書いたヲタク的日常ウォッチングエッセイだった。三浦しをんとは属性が似ている私としては、あ...

秘密の花園 三浦しをん マガジンハウス

ムフフむの女子校物語だった。3人の女子高生が繰り広げる3つの青春……ってところだろうか。どうでもいい話だが、私も女子高出...

月魚 三浦しをん 角川書店

なかなか面白くて、良い作品だった。私自身が本好きなだけに、古書店が舞台になっているだけでも買いなのだが、しかし微妙に感想...

続 泥流地帯 三浦綾子 新潮文庫

ここのところ、どうしようもなく落ち込んでいるので久しぶりに『続 泥流地帯』を手にとってみた。続 泥流地帯は、もう何度も読...

塩狩峠 三浦綾子 新潮文庫

この作品を読んだのは中学生の頃。しかも、はじめて買った文庫本だったので、やたらと思い入れの深い1冊だ。この『塩狩峠』は私...

泥流地帯 三浦綾子 新潮文庫

この作品は『泥流地帯』と『続・泥流地帯』の2冊1組。私が初めて『泥流地帯』読んだのは、10代だった。当時は真摯に生きる人...

明日をうたう 三浦綾子 角川文庫

キリスト教作家である三浦綾子が晩年に記したエッセイ集である。他の著作同様、宗教色が濃い上に、エッセイとしては面白みに欠け...

プリンセス・トヨトミ 万城目学 文藝春秋

万城目学の作品を読むのははこれで2作目。『プリンセス・トヨトミ』は1作目と同じで「現代日本を舞台にしたファンタジー小説」...

鴨川ホルモー 万城目学 産業編集センター

現代日本、京都を舞台にしたファンタジー小説。真面目な小説だと思って読むと吃驚するかも知れないけれど、最初からライトノベル...

トキワ荘実録 -手塚治虫と漫画家たちの青春 丸山昭 小学館文庫

私は「トキワ荘」にまつわる話が好きだ。トキワ荘とは?トキワ荘(トキワそう)は、東京都豊島区南長崎三丁目(住居表示16番6...

鸚鵡楼の惨劇 真梨幸子 小学館

相変わらずのぶっ飛び設定だった。今回のテーマは「変態・アブノーマル」だと思う。作者の作品は変態臭がして、ファンにとっては...

殺人鬼フジコの衝動 真梨幸子 徳間書店

どうやら私は真梨幸子の作品と相性が良いみたいだ。ミステリー系の小説はとんと苦手なのだけど、真梨幸子の作品ならサクサク読め...

更年期少女 真梨幸子 幻冬舎

ものすごくインパクトのある表紙の本だった。小説や少女漫画の表紙と言うよりも、むしろ子供の頃、夢中になった「お姫様ぬりえ」...

「戦火のなかの子どもたち」物語 松本猛 新潮社

私は「いわさきちひろ」の描く子供の絵をとても愛している。自分が好きだから、そんな風に感じるのかも知れないが、いわさきちひ...

砂の器(上・下) 松本清張 新潮文庫

松本清張は大御所と呼ばれる作家さんなのに、いままでほとんど読んだことが無かった。随分前に『鬼畜』を読んだくらい。もともと...

ここを出ろ、そして生きろ 松原耕二 新潮社

NGO団体で働く女性と、プロの人道支援者男性の物語。コソボ、コンゴ、ニューヨークが舞台になっていて「世界」を感じさせてく...

老人賭博 松尾スズキ 文藝春秋

演劇関係者特有の「悪い部分」がふんだんに盛り込まれた作品だなぁ……と言う印象の作品だった。前回読んだ『クワイエットルーム...

クワイエットルームにようこそ 松尾スズキ 文藝春秋

悪趣味な感じの悪趣味な読み物だと思う。精神病院の閉鎖病棟に強制入院させられた女性の物語なのだけど、こういう類の物を読んで...
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