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殺人出産 村田沙耶香 講談社

ビックリするほど厨二病的な作品だった。

しかし大真面目な作品だ。ラノベっぽくもあるけれど、ラノベにあらず。

舞台は近未来日本。「10人子どもを産んだら1人殺してもいい」という仕組みになっている。トンデモ設定で度肝を抜かれたけれど、面白くて一気読みしてしまった。

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殺人出産

今から100年前、殺人は悪だった。

10人産んだら、1人殺せる。命を奪う者が命を造る「殺人出産システム」によって人口を保つ日本。

会社員の育子には十代で「産み人」となった姉がいた。蝉の声が響く夏、姉の10人目の出産が迫る。

未来に命を繋ぐのは彼女の殺意。昨日の常識は、ある日突然変化する。表題作、他三篇。

アマゾンより引用

感想

『殺人出産』は万人向けではないと思う。

死生観が絡む話は人によって地雷があるし、『殺人出産』場合「生理的に無理」って人は多いのではないかと思う。

私もこれが現実だったら黙ってはいられないと思うけれど、フィクションだと分かっていれば大丈夫。むしろドキドキしながら読んでしまった。

こういう発想が出来る人の頭の中って、いったいどうなっているのだろうなぁ。

話に深みがあるかと言えばそうでもないのだけれど、設定に持っていかれた感じ。表題作以外にもいくつか作品が入っていたけれど、すべて同じ世界観で書かれていた。

他の作品もそこそこ面白かったけれど、表題作ほどのパンチは無かった。

村田沙耶香の作品を読むのは3冊目だけれど、この人の作風は他にない。

まだまだ足りないところもあるけれど、これから個人的に推して行きたいと思っている。

特に女性作家さんは「似たり寄ったりのスイーツな作風」の人が多いだけに、村田沙耶香の個性は貴重だと思う。他の作品も読んでいこうと思う。

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白い木蓮の花の下で
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