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本の感想

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裸の華 桜木紫乃 集英社

最近、夏の疲れで心身共グダグダだったのだけど、あまりにも面白くてイッキ読みしてしまった。今年(2016年)に読んだ本の中...

報われない人間は永遠に報われない 李龍徳 河出書房新社

李龍徳の作品を読むのはこれで2冊目。私、けっこう好きみたい。デビュー柵の『死にたくなったら電話して』が好きな人は楽しめる...

笑う赤おに 雀野日名子 双葉社

雀野日名子は今回初挑戦の作家さん。『笑う赤おに』と言う題名に惹かれて予備知識無しで手に取った。『ないたあかおに』をイメー...

少女奇譚 あたしたちは無敵 朝倉かすみ 角川書店

朝倉かすみの作品を読むのはこれで7冊目。意外とたくさん読んでいる。サクッと読める作品が多いので、沢山読んだな実感は無いの...

食堂のおばちゃん 山口恵以子 角川春樹事務所

山口恵以子の作品を読むのは3冊目。今まで読んだ中ではこの作品が1番面白かった!作者の山口恵以子は新聞販売店の食堂のおばち...

ギケイキ 千年の流転 町田康 河出書房新社

「ゲキイキ」かと思ったら『ギケイキ』だった。町田康の作品だし、きっと「激烈にイク」と言う意味だろうと勝手に推察したのだけ...

とにかくウツなOLの、人生を変える1ヶ月 はあちゅう 角川書店

若い女性の間で評判になっているようなので、昔若い女性だった私も読んでみることにした。「とにかくウツなOL」と言う設定が良...

求愛 瀬戸内寂聴 集英社

お久しぶりの瀬戸内寂聴。御年94歳とのこと。書店で大々的に宣伝されているし、94歳になってもいまなお現役で書かれている事...

ハーレーじじいの背中 坂井希久子 双葉社

現代の小説において「じいさん」と「ばあさん」は黄金アイテムだと思う。世の中、なんだかんだ言って自分の祖父母が好きな人って...

されど人生エロエロ みうらじゅん 文藝春秋

なんだかんだ言って、みうらじゅんの作品は沢山読んでいる。それなのに、感想が1冊もアップされていない不思議。恐らく、激烈に...

ままならないから私とあなた 朝井リョウ 文藝春秋

朝井リョウの作品って「リア充の若者専用」ってイメージがあったのだけど、今回は今までとは違う路線で共感が持てた。軽めで読み...

バベル九朔 万城目学 角川書店

お久しぶりの万城目学。『バベル九朔』と言う突拍子もない題名に惹かれて手に取った。万城目学の付ける題名って他にない感じで大...

アカガミ 窪美澄 河出書房新社

近未来の日本が舞台のSF小説。若者が恋愛や結婚をしなくなり、将来を悲観して自殺する若者が急増している…と言う設定の近未来...

暗幕のゲルニカ 原田マハ 新潮社

絵画をテーマにした絵画ミステリって、すっかり原田マハの十八番になってしまった気がする。今まで作者の来歴なんて気にした事が...

戦うハニー 新野剛志 角川書店

新野剛志は初挑戦の作家さん。実は図書館の新刊コーナーで並んでいるのを見て、最近気になっている新庄耕の新作と勘違いして借り...

バラカ 桐野夏生 集英社

東北の震災以降、震災をテーマにした小説が沢山発表されたけれど『バラカ』もその中の1つ。数ある震災文学の中では圧倒的に面白...

舟を編む 三浦しをん 光文社文庫

私は三浦しをんの事を誤解していたのかも知れない。売れっ子作家であることも承知しているし、実力のある作家さんなのも気づいて...

娘役 中山可穂 角川書店

前作の『男役』に続く宝塚小説第2弾。今回は『娘役』。宝塚の娘役さんがヒロイン。そして、その娘役に片思いするヤクザの男の物...

風待心中 山口恵以子 PHP

時代小説はあまり好きではないのだけれど前回読んだ『早春賦』が気に入ったので読んでみる事にした。題名に「心中」とあるのだか...

子の無い人生 酒井順子 角川書店

酒井順子と言えば『負け犬の遠吠え』を思い浮かべる人が多いと思うのだけど、私もその中の1人。『負け犬の遠吠え』では独身女性...

焼野まで 村田喜代子 朝日新聞出版

私は40代になってから村田喜代子と出会えた事を幸せに思う。中高年女性の心理描写が抜群に上手い。たぶん私が20代で読んでい...
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