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読書は格闘技 瀧本哲史 集英社

『読書は格闘技』と言う題名に惹かれて手に取った。

読書と言うとインドアかつ陰気な趣味の王道だと思っていて「格闘技」だなんて思った事が無かった。

もう題名だけで、何か賞を差し上げたいくらいだ。それくらい題名にインパクトがあった。

今回はいきになりネタバレと言うか、内容の大事なところを書いてしまうのでネタバレNGの方はスルーでお願いします。

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読書は格闘技

心をつかむ、組織論、グローバリゼーション、時間管理術、どこに住むか、才能、マーケティング、未来、正義、国語教育の文学等々、今を生き抜くために知っておくべきテーマについて、立場の異なる「良書」を能動的に読み、自らの考えを新たに形成していく。

格闘技としての読書体験を通じた、実践的な力が身に付く読書術とは何か。各テーマにおける必読の推奨ブックリストも収録。

アマゾンより引用

感想

面白かったのは題名だけだった。

こんな風に書いてしまうと「題名以外は駄目なんだ」と言う風に思われてしまうだろうけれど、要するに題名で全てを語っているので、内容は付け足し…って感じになってしまうのだ。

要するに「読書は知識を増やしたり、自分の考えを深める手段である。読書で得た知識は生きていく上で武器になるから、大いに本を読みましょう」ってな話。

これを古今東西の名作を引き合いに出して、上から下から斜めから…と延々解説していく。

書いている事は立派だし「なるほどなぁ」と思うところもあったけれど、ドヤ感が鼻について「なんだかなぁ」と思ってしまった。

瀧本哲史は頭の良い人で、沢山の本を読んでいるとは思うのだけど、ラノベのチートキャラが暴れている風にしか思えない文章だった。

正直言って私はイマイチ好きではないタイプの本だったけれど、瀧本哲史の言わんとする事も分からなくもない。

私は「読書は趣味であり娯楽」だと思っているけれど、成功者になるための武器として読書をする…と言う考え方もアリだとは思う。

瀧本哲史は至極真っ当な事を言っているのだけど、本を読むと言う行為の先に世俗的な成功(お金とか出世とか)がチラ見えするのがどうにも戴けなかった。

読書指南本、あるいは「本好きの本談義」として読むと「鼻についてムカつく」と思ってしまうけれど、ビジネス書とか処世本の類だと思って読むならアリだと思う。

私は好きになれなかったけれど、需要はあるだろうな…と思った。

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白い木蓮の花の下で
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