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本の感想

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木になった亜沙 今村夏子 文藝春秋

お久しぶりの今村夏子。コロナの影響で長らく図書館が休館していたのだけど、ようやく再開したので予約本を取りに行ってきた。前...

天鵞絨物語 林真理子 新潮文庫

コロナ自粛云々がスタートしてから、どうにも世の中陰気臭くて嫌になってしまう。こんな時こそ華やかな空気に触れたいな…ってこ...

真砂屋お峰 有吉佐和子 中公文庫

コロナウイルスの影響で図書館が閉館中なので、自宅にある本を再読することにした。『真砂屋お峰』を読むのは10年以上ぶりだけ...

無実の君が裁かれる理由 友井羊 祥伝社

友井羊は初挑戦の作家さん。書店で作品が平積みされていたのは知っていたけど、私は本質的にミステリ好きって訳じゃないので、今...

父と私の桜尾通り商店街 今村夏子 角川書店

今村夏子の作品を読むのは芥川賞の候補に上がった『むらさきのスカートの女』以来。今村夏子の作品は初めて読んだ『あひる』もそ...

春は馬車に乗って 遠藤周作

コロナウィルスが蔓延しはじめてから、ほとんど本を読めていない。自分自身や夫の勤務体制が変わったり、子どもの休校があったり...

かか 宇佐見りん 河出書房新社

作者、宇佐見りんは初挑戦の作家さん。『かか』は第56回文藝賞を受賞したデビュー作とのこと。題名からして、母と娘の葛藤を描...

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ 新潮社

私は基本的に小説をメインに読んでいるけど、今回はフィクション。しかもテーマが人種差別とかそういう感じ。イギリスで保育士と...

御社のチャラ男 絲山秋子 講談社

絲山秋子の作品を読むのは『御社のチャラ男』で4冊目くらいだと思うのだけど、私の心には不思議と響かない。嫌い…ってほどでも...

恋愛禁止 長江俊和 角川書店

長江俊和の作品を読むのは『出版禁止』に次いで2冊目。長江俊和の書く『○○禁止』と言う作品は「禁止シリーズ」として一定数の...

もしも刑務所に入ったら 河合幹雄 ワニブックス

私は基本的に小説をメインに読んでいるけど、実は『もしも刑務所に入ったら』なんて下衆い本も結構好きだ。下衆い系の本は読んで...

約束された移動 小川洋子 河出書房新社

前回読んだ『小箱』は小川洋子のグロテスクさが全開になっていたけれど『約束された移動』は大人の童話路線だった。ただし、大人...

あむんぜん 平山夢明 集英社

平山夢明は初挑戦の作家さん。前知識ゼロの状で態表紙借りした新刊本コーナーで表紙を見て「中学校が舞台のミステリー作品かな?...

まずはこれ食べて 原田ひ香 双葉社

前回読んだ『ランチ酒 おかわり日和』に続く食べ物小説。連作短篇形式で、どの作品にも食べ物が登場する。食べ物小説と言っても...

私は幽霊を見ない 藤野可織 KADOKAWA

藤野可織の作品を読むのはこれで2冊目。前回読んだ『ドレス』が気に入ったので、読んでみた。今回は小説ではなくエッセイなので...

オカシナ記念病院 久坂部羊 KADOKAWA

『オカシナ記念病院』はコメディタッチの医療小説。コメディタッチ…と言ってもテーマは至って真面目。前回読んだ介護小説『老父...

選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子 河合香織 文藝春秋

私はどちらかと言うノンフィクションよりも小説の方が好きなのだけど『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』はノンフ...

キキ・ホリック 森晶麿 KADOKAWA

『キキ・ホリック』と言う題名に惹かれて手に取った。私は「キキ」と言うと、角野栄子『魔女の宅急便』を思い出してしまう世代。...

変半身 村田沙耶香 筑摩書房

前回読んだ『生命式』からそれほど時間が経っていないのに早くも新作が出ていて驚いた。『生命式』が良かったので、期待して手に...

廉太郎ノオト 谷津矢車 中央公論新社

図書館で表紙絵に惹かれて思わず表紙借りしてしまった。作者の谷津矢車(やづやぐるま)は初挑戦の作家さん。日本人なら誰でも知...

アンジュと頭獅王  吉田修一 小学館

『アンジュと頭獅王』をひと言で説明すると吉田修一版『山椒大夫』って感じ。『山椒大夫』はご存知、森鴎外の名作文学たけど、最...
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