「み」の作家

今回はお久しぶりの三島文学。しかも再読ではなく未読作品。 三島由紀夫は作品数の多い作家さんだけに、全ての作品が面白い…と...

『金閣寺』は学生の頃、夢中になって読んだ１冊。 今にして思えば、どうしてそこまでハマってしまったのか不思議に思う。 人か...

三砂ちづるは初挑戦の作家さん。 『月の小屋』は女性を主人公にした物語ばかり集めた短編集。なかなか興味深い１冊だった。 主...

恥ずかしながら昭和黎明期の歴史的なことって、よく知らない。 歴史の教科書の後ろの方に、ちょっとしたオマケのように載ってい...

三浦哲郎が自分のルーツについて書いた随筆集。 母や兄姉達への深い哀惜が込められている作品で、三浦哲郎を好きな人には是非と...

私は春めいてくると、決まって『ユタとふしぎな仲間たち』が読みたくなる。 なにしろ書き出しからして、春っぽい。 いなかの春...

『白夜を旅する人々』はは私にとって愛すべき特別な本達……の中の１冊。はじめて読んだのは、ずっとずっと前のこと。なのに今で...

ヲタクの心を持つ作家、三浦しをん書いたヲタク的日常ウォッチングエッセイだった。 三浦しをんとは属性が似ている私としては、...

ムフフむの女子校物語だった。３人の女子高生が繰り広げる３つの青春……ってところだろうか。 どうでもいい話だが、私も女子高...

なかなか面白くて、良い作品だった。 私自身が本好きなだけに、古書店が舞台になっているだけでも買いなのだが、しかし微妙に感...

ここのところ、どうしようもなく落ち込んでいるので久しぶりに『続 泥流地帯』を手にとってみた。 続 泥流地帯は、もう何度も...

この作品を読んだのは中学生の頃。しかも、はじめて買った文庫本だったので、やたらと思い入れの深い１冊だ。 この『塩狩峠』は...

この作品は『泥流地帯』と『続・泥流地帯』の２冊１組。 私が初めて『泥流地帯』読んだのは、10代だった。当時は真摯に生きる...

キリスト教作家である三浦綾子が晩年に記したエッセイ集である。 他の著作同様、宗教色が濃い上に、エッセイとしては面白みに欠...