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か行の作家

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鵜頭川村事件 櫛木理宇 文藝春秋

表紙に惹かれて図書館で表紙借り。表紙から松本清張的オドロオドロシイ雰囲気が漂っていて「これは借りなければなりまん!」と言...

七十歳死亡法案、可決 垣谷美雨 幻冬舎文庫

題名の通り「日本人は七十歳まで生きたら何らかの方法で死ななければならない」と言う法律が可決された近未来日本の物語。202...

炎の来歴 小手鞠るい 新潮社

本を読むのに適切な年齢とか季節なんて物は無いと思っている派だけど、高校生の夏に読んで欲しいな…と思ってしまった。物語は第...

夫のカノジョ 垣谷美雨 双葉文庫

題名を見て「なるほど。夫が不倫して苦悩する主婦の話ね」と思って手に取ったのだけど、題名からは想像出来ないようなコメディだ...

あんずの木の下で 身体の不自由な子どもたちの太平洋戦争 小手鞠るい 原書房

図書館で娘の本を探していた時、ふと表紙に目が行ってしまったため手にとった。一応、児童書のくくりに入る本だけど、子どもより...

幼年 水の町 小池昌代 白水社

ここ数年間の間で読んだエッセイ集の中でダントツに面白い1冊だった。面白いと言っても「笑える」と言う意味ではない。正しは「...

じっと手を見る 窪美澄 幻冬舎

この作品。恋愛小説と言う触れ込みになっているけれど、恋愛小説と言い切ってしまうには微妙かも知れない。これは恋愛小説として...

路上のX 桐野夏生 朝日新聞出版

相変わらず桐野夏生は面白いなぁ。お流石でございます!桐野夏生に会って話をするチャンスなんて死ぬまで無いと思うのだけど、も...

カネと共に去りぬ 久坂部羊 新潮社

名作小説のパロディ的な7つの短編からなる短編集。収録作は「医呆人」「地下室のカルテ」「予告された安楽死の記録」「アルジャ...

いつかあなたも 久坂部羊 実業之日本社

在宅医療(終末期医療)がテーマの短編小説集。医師である久坂部羊が在宅医療に従事していた時の体験を元に書かれたものとのこと...

嘘つき鳥 久世光彦 幻戯書房

今頃になって久世光彦のエッセイを読む事になるとは思ってもみなかった。久世光彦がこの世を去って10年以上経ってから、まだ読...

うなぎ女子 加藤元 光文社

あまりにも美味しそうな表紙だったので思わずジャケ借りしてしまった。私はお店でちゃんとした鰻を食べた経験が乏しいことも手伝...

銀河鉄道の父 門井慶喜 講談社

宮沢賢治の父親の視点から宮沢賢治と彼の父親を描いた作品。伝記ではなくあくまでも小説なので作者自身の解釈がふんだんに盛り込...

奴隷小説 桐野夏生 文藝春秋

『奴隷小説』は題名の通り、奴隷をテーマにした7つの短編からなる短編集。「流石は桐野夏生!」と唸ってしまった。物凄く嫌な感...

デンジャラス 桐野夏生 中央公論新社

『デンジャラス』、かなり面白かった!谷崎潤一郎と桐野夏生が好きな人には是非とも読んで欲しい作品。『細雪』の次女雪子のモデ...

カラダはすごい! モーツァルトとレクター博士の医学講座 久坂部羊 扶桑社新書

作者の作品はこれで4冊目。今回は小説ではなく医学エッセイ。「最近、暑くて長文を読む集中力が無い」と言う方に是非オススメし...

テロリストの処方 久坂部羊 集英社

『老乱』『廃用身』が続けて面白かったので他の作品も読んでみようと図書館で手に取ったのだけど、これは…イマイチ。駄作とまで...

クラウドガール 金原ひとみ 朝日新聞出版

金原ひとみと言えば若くして芥川賞を受賞した女性作家として知られているけれど、彼女も今年(2016年)で33歳とのこと。私...

諦めない女 桂望実 光文社

面白かったと聞かれたら、まぁ面白かったし、それなりに希望が見い出せるラストではあったのだけど、読後ものすごく微妙な感じの...

廃用身 久坂部羊 幻冬舎

凄い小説を読んでしまった。圧倒的に面白い。今年はまだ半分しか過ぎていないけれど少なくとも私が上半期に読んだ本の中ではダン...

死してなお踊れ 一遍上人伝 栗原康 河出書房新社

栗原康は初めて読む作家さん。私は面白かったけれど、相当砕けた…と言うかフザケた文章なので好き嫌いは分かれそう。町田康が大...
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