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か行の作家

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ヤる女 萱野葵 角川書店

なんてムカツク文章を書く作家さんなんだろう。萱野葵の作品を読むのはこれで2冊目。『ダンボールハウスガール』を読んだ時も、...

刺繍 川本晶子 筑摩書房

39歳のバツイチ女性が自分の母親の認知症と向き合う物語だった。……と書くと、重たくて暗い話のように思われそうだけれど、よ...

マタニティドラゴン 川本晶子 筑摩書房

表題作と、もう1作短編『ことり心中』が入った短編集。2つしか収録されていない短編集の場合、大抵どちらか片方の作品が気に入...

白い花と鳥たちの祈り 河原千恵子 講談社

友人のすすめで手に取った1冊。なんとも乙女チックな題名で「これは期待して良いのかも」とワクワク読みはじめたのだけど……ど...

桜川ピクニック 川端裕人 文藝春秋

最近、育児をする男性のことを「イクメン」と言うらしい。そしてこの本はイクメン達が主人公の短編集だった。育児と言うと母親が...

せちやん 川端裕人 講談社

川端裕人の得意とする少年の成長物語…ということで期待して手に取ってみたが、今回はどうにも戴けなかった。「せちやん」と呼ば...

みんな一緒にバギーに乗って 川端裕人 光文社

保育園で働く新人の男性保育士さんを中心として、保育園の内外で起こった出来事を連作で綴ったお仕事小説だった。登場人物の中心...

今ここにいるぼくらは 川端裕人 集英社

非常に面白かった。少年の成長物語で時代とか雰囲気は全く違うが三浦哲郎『ユタとふしぎな仲間たち』を彷彿とさせる秀作。川端裕...

ふにゅう 川端裕人 新潮社

図書館で借りる時に「この題名の意味は何なのだろう?」と首を傾げつつ手にとった。題名の『ふにゅう』とは母乳(ぼにゅう)の反...

川の名前 川端裕人 ハヤカワ文庫

2006年の夏は、まだ始まってもいないのに「この夏、最高の小説だねぇ」と言える作品に出会ってしまった。個人的に夏が大好き...

乙女の港 川端康成 実業之日本社

「川端康成が書いた幻の少女小説」って触れ込みだったので、ガッツリと喰いついてしまったりのだけど、実はこの作品。作者は川端...

天授の子 川端康成 新潮文庫

私の中にある川端康成は「気骨のある文学者」で、ちょっと取っつきにくいようなイメージがあった。川端康成は『伊豆の踊り子』の...

吉村昭 川西政明 河出書房新社

作家、吉村昭の伝記本。作者の川西政明は作家ではなく文芸評論家とのこと。だからかも知れないが非常に読みにくかった。「読み物...

アルビノを生きる 川名紀美 河出書房新社

アルビノ(albino)はメラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により 先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある人(あ...

おはなし おはなし 河合隼雄 朝日新聞社

私が学生時代は、心理学はフロイトとユングと河合隼雄を勉強しなくちゃ話にならない……みたいな風潮があって、学生時代はよく読...

セックスボランティア 河合香織 新潮文庫

題名が刺激的なので、一瞬ギョッっとしたが「障害者のセックス」をテーマにしたルポタージュ本である。題名通り「ボランティア」...

乳と卵 川上未映子 文藝春秋

2008年度芥川賞受賞作。豊胸手術をしようとしているバツイチの女性と、思春期真っ盛りの娘の物語。どうして、この作品が芥川...

ざらざら 川上弘美 マガジンハウス

『ざらざら』は働く独身女性の恋を描いた短編集。川上弘美が女性受けする理由の全てが詰まっていると言っても過言ではないという...

ゆっくりさよならをとなえる 川上弘美 新潮社

私は川上弘美の文章とは相性が悪いらしく、どれを読んでもイマイチ心に食い込んでこない。エッセイならばどうだろうと思って、手...

センセイの鞄 川上弘美 平凡社

『センセイの鞄』は売れることを見越して作られた作品だなぁ~というのが、正直な印象。むろん、私は「売れる本」が嫌いな訳では...

無菌病棟より愛をこめて 加納朋子 文藝春秋

急性白血病と診断された作者、加納朋子自身の闘病記。小説枠からは外れる作品なのだけど、素晴らしい1冊だった。難病や死病に罹...
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