読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

スポンサーリンク

スコール 小檜山博 集英社

北海道で農業を営む中年男性が、お嫁さんをゲットするためにフィリピンへ行って……という話だった。農村の嫁不足は深刻だと言う...

カブキの日 小林恭二 新潮文庫

歌舞伎が好きな人、あるいは「舞台」や「芝居」を愛する人なら、ついつい夢中になってしまうのではないかと思う。ちなみに私は夢...

いとみち 越谷オサム 新潮社

物語の舞台は青森県。強烈な津軽弁を話す女子高生がメイドカフェでアルバイトしつつ、成長していく青春物語。表紙絵がラノベ風で...

逆事 河野多惠子 新潮社

私は河野多惠子を知ってからと言うもの、ずっと好きでいるのだけれど、いま敢えて言いたいことがある。「河野多惠子の作品って、...

臍の緒は妙薬 河野多惠子 新潮文庫

表題作を含む7編からなる短編集。河野多恵子はもう80代後半のはずなのだけど、創作に対する貪欲さに感心させられた。短編集と...

思いがけないこと 河野多惠子 新潮社

非常にローテンションなエッセイ集だった。河野多恵子の日常生活や、好きな作家(谷崎・三島・菊池)についての自論など。何故だ...

秘事 河野多惠子 新潮社

今回の感想はちょっとだけ「ネタバレ」あります。未読で「ネタバレ」が嫌な方はご遠慮ください。地味な…ひたすら地味な文章でも...

半所有者 河野多惠子 新潮社

短編小説1篇だけを1冊の本とし作られた贅沢な一冊である。長年連れ添った1組の夫婦の物語……もとい妻に先立たれた男の物語で...

小説の秘密をめぐる十二章 河野多惠子 文藝春秋

マイブーム女性作家である河野多惠子の作品で、しかも題名に「小説の秘密をめぐる」だなんて悩ましい言葉が入っているとなるとそ...

怪談 小池真理子 集英社

小池真理子の作品を読むのは数年ぶり。どちらかと言うと好きな作家さんなのだけど、最近は「上手すぎて上滑り」な印象が強くて手...

レモン・インセスト 小池真理子 講談社文庫

禁断の恋……姉と弟の近親相姦がテーマの恋愛小説だった。小池真理子の描く、精神的にちょっぴり倒錯した感じの恋愛小説は好きな...

狂王の庭 小池真理子 角川文庫

久しぶりに書店で購入した新刊本だと言うのに、まったくもって駄目だった。タイトルに惚れて買ったのに「狂おしさ」をちっとも感...

蜜月 小池真理子 新潮文庫

辻堂環という画家を愛した6人の女達の物語を繋いだ連作短編集。6つの恋物語というノリ。それぞれにシュチュエーションも違えば...

悪事 小池昌代 扶桑社

あれあれ。なんだろう、この小物感とコレジャナイ感。小池昌代、久しぶりの短篇集にワクワクしていたのだけど、今回はちょっとガ...

たまもの 小池昌代 講談社

昔付き合っていた男から赤ん坊を預かって、以降ずっとその子と暮らし続けている女が主人公。「山尾」と言う変な名前の男の子と、...

厩橋 小池昌代 角川書店

ものすごく小池昌代「らしい」感じのする作品だった。舞台は東京。スカイツリーのお膝元で、生さぬ仲の娘を育てる夫婦と、養父母...

自虐布団 小池昌代 本阿弥書店

『自虐布団』は月間『俳壇』という雑誌に連載していた短編小説を集めた短編集。どの作品も「言葉」を生業とする人や、あるいは言...

黒蜜 小池昌代 筑摩書房

小池昌代の作品にはすっかり惚れ込んでいるのだけれど、今回は正直イマイチだった。前回読んだ『弦と響』(忙しい時期だったのか...

わたしたちはまだ、その場所を知らない 小池昌代 河出書房新社

小池昌代の長編作品は初めて読んだのだけど面白かった。ずっと短編集を読んでいて「いつかガッツリ長い物を」と思っていたのだけ...

怪訝山 小池昌代 講談社

表題作他2編収録。『怪訝山』、とても面白かった。気持ち悪い話だったけれど、すごく面白かった。久しぶりに「誰かと感想を語り...

ことば汁 小池昌代 中央公論新社

小池昌代作品5冊目。今回も短編集。やっぱり、この人はいい。私の肌にしっくり馴染む人だ。なんと言ったらいいのだろうなぁ。「...
スポンサーリンク