読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

白蓮

スポンサーリンク

婚礼、葬礼、その他 津村記久子 文藝春秋

『婚礼、葬礼、その他』は表題作と他一編を収録。表題作は結婚式とお葬式のダブルブッキングというドタバタ劇。主人公は働く独身...

アレグリアとは仕事はできない 津村記久子 筑摩書房

津村記久子ははじめて読む作家さんの作品だけど、なかなか描写の上手い人だと感心させられた。題名になっている「アレグリア」と...

愛の力 蔦森樹 東京書籍

作者の蔦森樹は女性として生きる「元・男性」で、ゲイではなく「女性になりたい男性だが、恋愛対象は女性」とのこと。作者を投影...

はじめてのおつかい 筒井頼子 福音館書店

今日、仕事帰りに地元のスーパーで「はじめてのおつかい」体験中であろう子供と遭遇した。「はじめてのおつかい」ってのは、どう...

紅梅 津村節子 文藝春秋

すごく良かった。あまり良かったものだから、ちゃんと感想を書ける気がしない。それくらい良かった。私は20年来、津村節子のフ...

遍路みち 津村節子 講談社

やっぱり好きだなぁ。この作津村節子の文章。なんかこう…品があって良い。品があるけど取りすました感じがしないのが、とても良...

土恋 津村節子 筑摩書房

う~む。微妙。津村節子の作品は大好きで、ことに「仕事に生きる地味な女」を書かせたら天下一品だと思っているけど、今回の作品...

女の引出し 津村節子 中公文庫

読みやすく、上品な文章で、気持ちの良いエッセイ集だった。創作の裏話などもあり、作者のファンとしては嬉しい1冊。読書録には...

絹扇 津村節子 岩波書店

仕事を持つ女シリーズ……と私が勝手に名付けている作者お得意のパターンの小説だった。福井県の絹織物に従事する女性の半生。そ...

菊日和 津村節子 講談社

ここのところ、本のアタリが良くなくて「手堅く面白いものを読みたい」と思って、この作品を手に取った。私は津村節子の大ファン...

千輪の華 津村節子 新潮文庫

「ひたむきに働く女性を描かせたら津村節子の右に出る作家さんはいないかも」と思ってしまうほど、作者の「あったかい眼差し」が...

愛をください 辻仁成 マガジンハウス

『愛をください』は手紙のやり取りだけで表現される書簡小説。「感想を書いて欲しい」とのリクエストを戴いて読んだのだけど、ど...

サヨナライツカ 辻仁成 世界文化社

何ページか読んだところで「これは、なんのドリーム小説?」と首をかしげてしまった。結婚を前にした青年の前に突如現れる謎の美...

パッサジオ 辻仁成 文春文庫

あまりにもチンケな物語で「ちゃんちゃら笑わせてくれるぜ」と溜息をついてしまった。駄目な作品だと言うつもりはない。ただ幼い...

冷静と情熱のあいだ Blu 辻仁成 角川文庫

江國版をイマイチ好きになれなかったので、ノリ気ではなかったのだが赤と青が一対になって出来たコラボレーション作品なので、や...

海峡の光 辻仁成 中公文庫

作品を読み終えての第一声は「これって、やったもん勝ちだなぁ」だった。主人公は函館の刑務所で看守をしている男。そして主人公...

抱擁 辻原登 新潮社

昭和初期、女学校を卒業したばかりの主人公が、とある公爵家令嬢の小間使いとして働いている時に体験した不思議な物語。ホラーと...

黙市 津島佑子 新潮文庫

読んでいて欝になってしまった。「作家=作品」でない事は分かっているのだけど、こういうタイプの女性とはお友達にもなりたくな...

薔薇ホテル つかこうへい 角川書店

つかこうへいって、けっこう好きな作家さんなのだが、作品を読むのは1年以上ぶりかも知れない。そう言えば、最近は舞台以外の作...

あとかた 千早茜 新潮社

千早茜は初挑戦の作家さん。図書館で表紙が気になったので借りてみた。短篇集かと思っていたら、短篇を繋いで1つの話を作る連作...

ありがとうございません 檀ふみ 日本経済新聞社

壇ふみのファンでもないのに、ついうっかりと手に取ってしまった。私の中の壇ふみは往年の名番組「NHKの連想ゲーム」の回答者...
スポンサーリンク