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薔薇ホテル つかこうへい 角川書店

つかこうへいって、けっこう好きな作家さんなのだが、作品を読むのは1年以上ぶりかも知れない。

そう言えば、最近は舞台以外の作品の噂を聞かないけれど作家活動はされているのだろうか?

たま~に読みたくなるのだなぁ。彼の作品は。

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薔薇ホテル

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ザックリとこんな内容
  • 主人公は足の怪我で挫折した元バレリーナ。
  • 主人公は平凡な結婚をするが、夫以外の男を好きになってしまう。
  • ストーカーまがいの行為でもって男を自分の方に振り向かせて…

感想

相変わらず、滅茶苦茶な物語だった。…という設定からして「そんなこと、ありえないだろう」という物語。

読み始めはツッコミを入れているのに、読み終わる頃には物語に引き込まれている……というお決まりのパターンは「つか流」なのだろう。

舞台や映画などの場合は観客の拘束力が強い分だけ、異世界に引き込むスピードも速いが、小説となると、その辺が、ややまどろっこしい感じがする。

まどろっこしさを味と取るか、欠点と取るかは微妙なところだ。

物語をくど過ぎるほど装飾して、核心を過剰包装した上で、サラッと見せ所を出してくるあたりは「上手いなぁ」と思った。

つかこうへいの書くものは、けっきょくのところ「愛」なのだと思う。

その愛は、ものすごく屈折した愛なのだけれど。その屈折加減が愛しくてたまらないのだ。小起用な人が登場しないのだな。彼の作品には。その辺がまた、とてもツボだった。

この作品は「滅茶苦茶」にもほどがある……という感じで、イマイチ感情移入できる人物はいなかったのだが、それでも面白くて、いっきに読んでしまった。

ダラけてしまって、どうしようもない時などに彼の作品に触れると活力を得るような気がする。

上手いか下手かはともかくとして、勢いの良い読み物だと思った。

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白い木蓮の花の下で
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