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"西村賢太"

痴者の食卓 西村賢太 新潮社

作者自身を投影した主人公貫多と恋人の秋恵を描いた短編集。作者は私小説しか書かない人なので「いつものアレ」って感じの作品集なのだけど、正直今回はあまり楽しむ事が出来なかった。 実は西村賢太の作品って、感想を書かないまま流してしまっている...

無銭横丁 西村賢太 文藝春秋

久しぶりの西村賢太。初めてこの作家さんの作品を読んだ時は「大変な人が出てきたものだ」と驚いたものだけど、私小説しか書かない人なので、続けて読むと飽きてくる。作品は面白いし嫌いになる事はないのだけれど「お腹いっぱい」になってしまうと言うか。し...

下手に居丈高 西村賢太 徳間書店

『アサヒ芸能』に連載していたエッセイをまとめたエッセイ集。小説と違って、気の抜けた文章でサクサク読めた。ファンなら読んでおいても損はないと思うのだけど、そうでなければ微妙かも。エッセイ本としては、そこまで面白いとは思えなかった。 私は...

一私小説書きの日乗 西村賢太 文藝春秋

題名の通り、作者の日常生活が淡々と綴られた作品だった。日記文学に分類されるものだと思う。何を食べ、何をして、誰と会って……と言うことが淡々と綴られているだけなので日記文学の類が苦手な人には全く面白くないと思うけれど、日記文学好きな人間にはた...

寒灯 西村賢太 新潮社

作者の作品を読むのはこれで2冊目。初めて読んだ芥川賞受賞作も面白かったけれどこの作品もそれに勝るとも劣らぬ面白さだった。今回も私小説で芥川賞を受賞した『苦役列車』よりも先の話だった。 『苦役列車』では恋人もおらず、世を拗ねて1人暮らし...

苦役列車 西村賢太 新潮社

「凄い物、読んじゃった」のひと言に尽きる。最近の芥川賞受賞作にはガッカリされられてばかりだったけれど、この作品は芥川賞を受賞するに相応しい。色々凄い。やっぱり文学って面白い。その時代にあった「凄い人」がちゃんと世の中に出てくるのだから。 ...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。 作家名で50音別に並べています。 それぞれの音の中での並びは順不同です。 外国人作家は最後に記載してます。 あ行 あ行の作家一覧 あ ...

5時過ぎランチ 羽田圭介 実業之日本社

羽田圭介は『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞してから、なにげにテレビの人気者になっている気がする。「若い」って事もあるだろうけれど、ストイックな感じが見ていてちょっと面白い。同じ芥川賞作家の西村賢太とは対局にいる人だな…といつも思...

回遊人 吉村萬壱 徳間書店

作者の作品はそれほど沢山読んでいないのだけど、実はけっこう好きだったりする。初めて読んだ『臣女』は衝撃的だった。ただ「凄い」と思ったものの、あまりにも気持ち悪過ぎて再読するには至っていない。それくらいインパクトのある作品だったのだ。続いて読...

切腹考 伊藤比呂美 文藝春秋

私はWEB上で本の感想を書くようになって、けっこう長いのだけど地雷作家と言うか「感想が書き難い作家」がいる。 作家自身がどうのこうの…って訳ではなくて正しくは「面倒臭いファンががついている作家」って言った方が良いのかも知れない。江國香...
本の話

作家、漫画家への手紙。応援の形。

昨日、ツイッターで『ある漫画の連載終了を受け、漫画家や作り手が語り始めた『孤独』と『ファンの声』についてのお話』と言う話題が盛り上がっていた。とある漫画家さんが「漫画家」と言う仕事の孤独さを語った事から、別の漫画家やファンから次々と意見が出...

ヌエのいた家 小谷野敦 文藝春秋

第152回芥川賞候補作。私にとっては初挑戦の作家さん。何の予備知識もなく「ヌエって事は……ホラーか幻想小説だよね? そろそろ夏だしホラーもいいかも」と思って手にとってみたところ、ホラーどころかガチガチの純文学だった。 私小説要素の強い...
日記

嶽本野ばらの思い出。

嶽本野ばらが危険ドラッグ所持で逮捕されたと知った。 このサイトにもいくつか感想を載せているけれど、私もかつて嶽本野ばらが好きだった時代がある。10年以上前の事になるけれどサイン会にも行っている。当時、私は精神的な部分で荒れていた。もう...

加賀乙彦と津村節子の対話 愛する伴侶を失って 加賀乙彦・津村節子 集英社

加賀乙彦と津村節子の対話本。どちらも好きな作家さんだけあって読み応え抜群の1冊だった。 題名から想像出来るけれど、この作品のテーマは「伴侶の死」だ。そして、それを作家である両氏が語りあうことで色々な事が見えてくる。加賀乙彦、津村節子、...

おばさん四十八歳小説家になりました 植松三十里 東京堂出版

題名に惹かれて手にとってみた。私は現在41歳のおばさん。48歳のおばさんがどんな風に生きているのか知りたかったし、48歳にして小説家になってしまうほどバイタリティーのある女性の頑張りっぷりが知りたかった。 とは言うものの、私は作者の事...

どろにやいと 戌井昭人 講談社

題名の『どろにやいと』とは「泥に灸」ということわざの事で、意味は「馬の耳に念仏」と同じとのこと。元・プロボクサーの男が父親の後を継いで「灸売り」としてお灸の行商をする物語。 作者は「どことなく憎めない駄目な男」を書かせたら天下一品だと...
本の話

2013年の読書総括

今年1年間に読書録に感想を書いた本は50冊。昨年より沢山の本を読む事が出来たのだけど読書の質は昨年以下かも知れない。改めて題名を見返しても「これって、どんな話だったっけか?」と頭を抱える作品がいくつかあったりする。以下は今年読んだ本の題名。...