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"有吉佐和子"

ハンチバック 市川沙央 文藝春秋

『ハンチバック』は第169回芥川賞を受賞作。作者の市川沙央は人工呼吸器をと電動車椅子を利用する重度障害者。 この感想をア...

彼女の家計簿 原田ひ香 光文社文庫

薄々気がついてたけれど、私は原田ひ香の作品と相性が悪い気がする。『彼女の家計簿』は巷の評判が良さげだったので読んでみたも...
映画

映画『グリーンブック』感想。

『グリーンブック』は2018年のアメリカ映画。第91回アカデミー賞では作品賞・助演男優賞、受賞作。作品公開当時に話題にな...

サード・キッチン 白尾悠 河出書房新社

白尾悠は初挑戦の作家さん。予備知識ゼロだったのだけど『サード・キッチン』と言う題名と、楽しげに食事をする人達の表紙絵を観...

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ 新潮社

私は基本的に小説をメインに読んでいるけど、今回はフィクション。しかもテーマが人種差別とかそういう感じ。 イギリスで保育士...
映画

映画『アメリカン・スナイパー』感想。

先の三連休に『アメリカン・スナイパー』をレンタル視聴した。 『アメリカン・スナイパー』は実在した米海軍特殊部隊ネイビー・...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。 作家名・作品名等で検索する事も出来ます 作家名で50音別...

七十歳死亡法案、可決 垣谷美雨 幻冬舎文庫

題名の通り「日本人は七十歳まで生きたら何らかの方法で死ななければならない」と言う法律が可決された近未来日本の物語。 20...

当サイトについて

管理人プロフィール 『白い木蓮の花の下で』への御訪問ありがとうございます。 白蓮 はじめまして。管理人の白蓮と申します。...

ゼロ・アワー 中山可穂 朝日新聞出版

私にとって中山可穂は恋人のような存在だった。 長年読書をしていると必要以上に思い入れしてしまう作家が出てくるものだ。父的...

あの家に暮らす四人の女 三浦しをん 中央公論新社

谷崎潤一郎『細雪』のオマージュと言う触れ込みだったので読んでみた。 舞台となる家で暮らす四人の女が細雪のヒロイン達の名前...

白百合の崖 山川登美子・歌と恋 津村節子 新潮文庫

百合の季節なのでふと読みたくなって手に取った。 『津村節子 白百合の崖 山川登美子・歌と恋』は与謝野晶子と共に与謝野鉄幹...

電車道 磯崎憲一郎 新潮社

『電車道』と言う題名から「鉄道ヲタクの話かな」と自分勝手な想像をして手に取ってみた。 しかし全く予想と違った話でビックリ...

ワンちゃん 楊逸 文藝春秋

芥川賞候補になった表題作と『老処女』が収録されている。楊逸の作品を読むのはこれで3冊目だけれど、今回も私好みだった。 表...

天涯の船(上・下) 玉岡かおる 新潮社

久しぶりに「大河ロマン」が読めて大満足だった。 明治の動乱期に、女性がアメリカへ留学するってだけでもドラマなのに、主人公...

痴人の愛 谷崎潤一郎 新潮文庫

こんなにも谷崎潤一郎の作品が好きなのに、読書録に作者の本が1冊も並んでいないことに気付いて驚いた。 だいたい、読書録を書...

氷平線 桜木紫乃 文藝春秋

桜木紫乃の作品はこれで2冊目。前回は長編だったけれど、今回は短編集。 私は長編小説と短編小説は別物だと思っている。長編が...

ラブレス 桜木紫乃 新潮社

圧倒的に面白かった! いまどきの「ゆるふわ」なスイーツ小説に飽き飽きしている人にお勧めしたい1冊。こういう作風の女性作家...

往生日和 倉本四郎 講談社

題名に惹かれて手にした1冊である。 なんとなく、お気楽隠居じいさんの、悠々とした生活について書かれた本をイメージしていた...

魍魎の匣 京極夏彦 講談社

「本の厚さで人が殺せる京極本」にトライしてみた。 直木賞作家にまでなった京極夏彦は押しも押されぬ人気者。ミステリ好きの友...

櫛挽道守 木内昇 集英社

物語の舞台は幕末。木曽の山深い里で「お六櫛」と言う、飾り櫛ではなく髪をすいたり地肌の汚れを取ったりする櫛を作る職人の里に...