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翻訳作品

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嫉妬/事件 アニー・エルノー ハヤカワepi文庫

アニー・エルノーは初挑戦の作家さん。2022年のノーベル文学賞を受賞している。その作品のほとんどは自伝とのことで、最近の...

ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ 早川書房

『ザリガニの鳴くところ』は2021年本屋大賞、翻訳部門受賞作で映画化もされている。翻訳小説は得意じゃなくて滅多に読まない...

アルケミスト 夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ 角川文庫

『アルケミスト 夢を旅した少年』はかなり前に話題になっていた気がするのだけど翻訳物が苦手なので今までずっと避けてきたけれ...

国語教師 ユーディト・W・タシュラー 集英社

私は本が好きだけど普段は日本の小説ばかり読んでいる。若い頃は翻訳物も読んだけど、正直言って翻訳物はちょっと苦手だ。翻訳作...

ネバーホーム レアード・ハント 朝日新聞出版

翻訳物はそれほど得意ではないのだけれど、あらすじを見て「これは面白いに違いない」と確信を持って手に取った。舞台はアメリカ...

ワイルドスワン ユン・チアン 講談社文庫

長い、長い物語だった。祖母、母、娘と3代にわたる中国人女性達の物語。ちょうどパール・バック『大地』の後に続く時代の話なの...

体の贈り物 レベッカ・ブラウン マガジンハウス

エイズ患者のサポートをすることを仕事にしている女性が主人公の連作短編集。どの作品にも「○○の贈り物」という題名が付けられ...

流れる水のように マルグリット・ユルスナール 白水社

最近、読みやすい本ばかりを読んでいたので、たまには手ごわい翻訳物を……と思って手にとったのだけど、見事に惨敗した。面白い...

英国メイド マーガレットの回想 マーガレット・パウエル 河出書房新社

1984年に亡くなったマーガレット・パウエルの回想録。貧しい家に生まれ育った少女時代からメイドとして働いていた時代の事が...

トマシーナ ポール・ギャリコ 創元社推理文庫

微妙な作品だった。「癒し系」……なのだろうか?猫のトマシーナの死と転生、そして獣医師の魂の復活、娘との和解、そして愛……...

雪のひとひら ポール・ギャリコ 新潮文庫

これからのシーズンにはもってこいのタイトルで全編、美しく優しい言葉で綴られていて「ねぇ、ちょっと読んでみない?」とて誰か...

ゾフィー21歳―ヒトラーに抗した白いバラ ヘルマン・フィンケ 草風館

かなり久しぶりに「伝記文学」を読んでみた。伝記文学には、小説ほどのドラマチックさや創造性は無いけれど、事実としての重みが...

逃げてゆく愛 ベルンハルト・シュリンク 新潮社

作者の書いた長編小説『朗読者』に大感激したことがあるので短編集にも期待できるだろう……と思って手に取った1冊。巷の評判は...

大地(4) パール・バック 新潮文庫

王(ワン)家の物語4冊目。この巻は初代主人公、王龍の孫世代。前巻に続き、王虎の息子である王淵目線で話が進んでいく。現代に...

大地(3) パール・バック 新潮文庫

王(ワン)家の物語3冊目。この巻は私が最も苦手なパートだ。メイン主人公は王龍の三人の息子のうち、軍人になった三男の王虎。...

大地(2) パール・バック 新潮文庫

私はこの巻を密かに「『大地』における『渡る世間は鬼ばかり」と呼んでいる。父親が残した土地相続の問題が出てきたり、長男の妻...

大地(1) パール・バック 新潮文庫

日本語で書かれた作品と翻訳物を較べると、正直なところ翻訳物は少し苦手だったりする。言葉の言い回しがピンとこなかったり、あ...

真珠の耳飾りの少女 トレイシー・シュヴリエ 白水社

『青いターバンの少女(真珠の耳飾の少女)』というフェルメールの画の少女が主人公の物語……。と言っても、伝記物でもなんでも...

彫刻家の娘 トーベ・ヤンソン 講談社

ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの自伝である。マイ・ブームなので読んでみたが、訳が悪いのか、どうにも読みづらくてなら...

白い犬とワルツを テリー・ケイ 新潮社

なんだか巷で、やたらと大人気のようなので「本当に面白いのだろうか?」と疑いながら、それでも古書店で100円という値段に釣...

アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス 早川書房

『アルジャーノンに花束を』は随分と前に読んだ作品なのだけれども、TVドラマ化するということでこれを機に、何か書いてみよう...
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