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純文学

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D菩薩峠漫研夏合宿 藤野千夜 新潮社

年末の図書館の特設コーナー「芥川賞作家特集」に並んでいたので手にとってみた。藤野千夜は芥川賞作家とのことだけど「名前だけ...

のろい男 俳優・亀岡拓次 戌井昭人 文藝春秋

戌井昭人の作品を読むのはこれで3冊目。私は戌井昭人の書く「男」が好きみたいだ。飄々してとぼけた感じがとても良い。今回の主...

スクラップ・アンド・ビルド 羽田圭介 文藝春秋

第153回芥川賞受賞作。ピース又吉の『火花』と共に受賞して何かと話題になった作品。早速図書館に予約して、やっと順番がまわ...

颶風の王 河﨑明子 角川書店

『颶風の王』は三浦綾子文学賞受賞作の長編小説。馬とかかわる暮らしをしてきた一族の物語。明治、大正、昭和と6代に渡る馬との...

呪文 星野智幸 河出書房新社

予想外に面白く良い意味で胸くその悪くなる作品だった。作者の書く作品を読むのは初めてで、さらに言うなら前知識が全くなかった...

琥珀のまたたき 小川洋子 講談社

最近、小川洋子は調子が上がってきている気がする。『琥珀のまたたき』では圧倒的な小川洋子ワールドを堪能させてもらった。『博...

匿名者のためのスピカ 島本理生 祥伝社

前評判を全く知らない状態で題名と表紙に惹かれて手に取った。前回読んだ『よだかの片思い』が良かったので、期待していたのだけ...

寝ずの番 中島らも 講談社文庫

この夏は何故だか私の中だけで中島らも祭りが開催されている。理由はよく分からない。まぁ中島らもの作品は夏が似合うから仕方が...

八幡炎炎記 村田喜代子 平凡社

ここ数年ハマっている作家さんなのだけど、今までの作風とは全く違っていて驚かされた。それまでの作品をイメージして読むとコレ...

考えられないこと 河野多惠子 新潮社

河野多惠子の遺作集。図書館で借りて読んだのだけど、これは買っておくべきだと思った。短篇小説、エッセイ、日記、詩と雑多に入...

日付変更線 The Date Line 辻仁成 集英社

とても読み応えのある壮大な作品だった。主人公はハワイ在住の日系四世の青年。彼の祖父は第二次世界大戦時、日系アメリカ人部隊...

白百合の崖 山川登美子・歌と恋 津村節子 新潮文庫

百合の季節なのでふと読みたくなって手に取った。『津村節子 白百合の崖 山川登美子・歌と恋』は与謝野晶子と共に与謝野鉄幹に...

刺青・秘密 谷崎潤一郎 新潮文庫

最近、ふとしたキッカケからツイッターで谷崎潤一郎が好きな人をフォローしてみた。その人は猛烈に谷崎潤一郎が好きらしくて、そ...

無銭横丁 西村賢太 文藝春秋

久しぶりの西村賢太。初めてこの西村賢太の作品を読んだ時は「大変な人が出てきたものだ」と驚いたものだけど、私小説しか書かな...

氷点(上・下) 三浦綾子 角川文庫

三浦綾子と言えば『氷点』何と言ってもこの作品は外せない。『氷点』は三浦綾子のデビューであり出世作。新聞の懸賞小説だったと...

道ありき<青春編> 三浦綾子 新潮文庫

黄金週間に入ってからずっと三浦綾子の感想が続いているので、読んでくださっている方はウンザリかも知れないけれど、この黄金週...

岩に立つ 三浦綾子 講談社文庫

数ある三浦綾子の作品の中でも5本の指に入るほど好きな作品。久しぶりに再読してみた。三浦綾子と言えは『氷点』『塩狩峠』『道...

ひつじが丘 三浦綾子 講談社文庫

数ある三浦綾子の作品の中でも20代の頃に大好きだった作品。「三浦綾子さんの作品の感想をお願いします」とメールを戴いたので...

告白 町田康 中央公論新社

感想のリクエストを戴いたので手に取ってみた。町田康は初めて読む作家さん。「面白い」との評判を聞いていたけれど、食わず嫌い...

少女のための秘密の聖書 鹿島田真希 新潮社

鹿島田真希の作品を読むのはこれで4冊目。毎回「イマイチ」と書いているにも関わらず、何度も懲りずに手に取ってしまう不思議。...

宰相A 田中慎弥 新潮社

芥川賞受賞後の野心作との触れ込でツイッター界隈でいたく評判が良いので手に取ってみた。田中慎弥の作品を読むのはこれが2作目...
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