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書評

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明日の食卓 椰月美智子 角川書店

『明日の食卓』は3人の母達の物語。彼女達の共通点は「イシバシ ユウ」と言う同じ名前の9歳の男の子を育てている…ってこと。...

肉小説集 坂木司 角川書店

完全にジャケ借り。この表紙、インパクトあり過ぎだ。 関西に住んでいると肉と言えば牛肉なんだけど、関東では豚肉とのこと。 ...

猿の見る夢 桐野夏生 講談社

『猿の見る夢』は題名から想像出来ない感じだけど、銀行からファストファッションを扱う企業に出向した定年前のエリートサラリー...

エスカルゴ兄弟 津原泰水 角川書店

作者の作品を読むのはこれで何冊目かなのだけど、何故か読書録には書かれていない不思議。 たぶん忙しい時期に読んで感想を書か...

刑罰0号 西條奈加 徳間書店

題名になっている刑罰0号とは死刑に代わる制度として考案されたシステム。 被害者の最期の記憶を取り出して、加害者へ移植する...

恋するハンバーグ 佃はじめ食堂 山口恵以子 角川春樹事務所

ちょっとちょっと。面白いじゃないの。『食堂のおばちゃん』の続編。続編って大抵の場合本編より面白くないと相場が決まっている...

ずうめの人形 澤村伊智 角川書店

夏はホラーと成長小説が読みたくなる。 ホラーにしても成長小説にしても普段は凄く好き…って訳ではないけれど、日本の夏はホラ...

読書は格闘技 瀧本哲史 集英社

『読書は格闘技』と言う題名に惹かれて手に取った。 読書と言うとインドアかつ陰気な趣味の王道だと思っていて「格闘技」だなん...

軽薄 金原ひとみ 新潮社

お久しぶりの金原ひとみ。 金原ひとみは物凄く好きって訳でもないけれど「なんだかんだ言って、ぼちぼち面白い物を書く人だよね...

酔狂市街戦 戌井昭人 扶桑社

戌井昭人の本を読むのはこれで4冊目。なんだかんだ言って応援している。 「もう手放せません。最高です!」と言うほど好きな作...

蚤と爆弾 文春文庫 吉村昭

数年ぶりの吉村昭。吉村昭、没後10年と言うことで未読作品を手に取ってみた。 今回は森村誠一『悪魔の飽食』でもテーマになっ...

伯爵夫人 蓮實重彦 新潮社

三島由紀夫賞受賞作。受賞会見が話題になり「なんか面白そうかも」と思って読んでみた。 題名からして私好み。豪華絢爛でエロテ...

模範郷 リービ英雄 集英社

図書館で表紙に惹かれて手に取った。 作者のリービ英雄については全く知識は無かったのだけど「名前から想像するに日系アメリカ...

眩 朝井まかて 新潮社

朝井まかては初挑戦の作家さん。時代小説は苦手なのだけど、葛飾北斎の娘、葛飾応為の半生を描いた作品との事で読んでみた。 時...

裸の華 桜木紫乃 集英社

最近、夏の疲れで心身共グダグダだったのだけど、あまりにも面白くてイッキ読みしてしまった。 今年(2016年)に読んだ本の...

報われない人間は永遠に報われない 李龍徳 河出書房新社

李龍徳の作品を読むのはこれで2冊目。私、けっこう好きみたい。 デビュー柵の『死にたくなったら電話して』が好きな人は楽しめ...

笑う赤おに 雀野日名子 双葉社

雀野日名子は今回初挑戦の作家さん。『笑う赤おに』と言う題名に惹かれて予備知識無しで手に取った。 『ないたあかおに』をイメ...

少女奇譚 あたしたちは無敵 朝倉かすみ 角川書店

朝倉かすみの作品を読むのはこれで7冊目。意外とたくさん読んでいる。 サクッと読める作品が多いので、沢山読んだな実感は無い...

食堂のおばちゃん 山口恵以子 角川春樹事務所

山口恵以子の作品を読むのは3冊目。今まで読んだ中ではこの作品が1番面白かった! 作者の山口恵以子は新聞販売店の食堂のおば...

ギケイキ 千年の流転 町田康 河出書房新社

「ゲキイキ」かと思ったら『ギケイキ』だった。 町田康の作品だし、きっと「激烈にイク」と言う意味だろうと勝手に推察したのだ...

とにかくウツなOLの、人生を変える1ヶ月 はあちゅう 角川書店

若い女性の間で評判になっているようなので、昔若い女性だった私も読んでみることにした。 「とにかくウツなOL」と言う設定が...
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