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書評

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夫のちんぽが入らない こだま 扶桑社

ツイッター界隈で面白いとの評判を聞き、矢も盾もたまらずアマゾンでポチってしまった。 基本的に本はまず図書館で借りて面白か...

しんせかい 山下澄人 新潮社

予備知識無しで手に取ってみた。私小説的作品…なんだろうか。 作者、山下澄人のことも、作品のことも全く知らずに読んだのだけ...

トコとミコ 山口恵以子 文藝春秋

面白かった! 大河ロマン好きな方には是非ともオススメしたい。 昭和初期から平成にかけて繰り広げられる2人の女の物語。『早...

朝が来るまでそばにいる 彩瀬まる 新潮社

またしても題名借り。前評判等を知らず、題名から恋愛小説だろうと想像して借りたのだけど全然違っていた。 恋愛小説どころか「...

笑い三年、泣き三月。 木内昇 文藝春秋

戦後の浅草が舞台の群像劇。私はいまいち楽しめなかった。 ……と言うのも木内昇の作品ってだけで読む前からハードルが上がって...

好きなひとができました 加藤元 PHP

題名だけちら見して借りてしまった作品。 図書館で借りたので帯はなくて、題名だけ見て「初恋とかそんな感じのハートフル作品か...

すみなれたからだで 窪美澄 河出書房新社

大人向けの短編集でビックリしてしまった。 窪美澄は厨二病全開の作風の人だと思っていたので「大人向けの普通の小説も書ける人...

あなたのゼイ肉、落とします 垣谷美雨 双葉社

ダイエットって、多くの女性が通る道ではないかと思う。垣谷美雨は作品の題材を探すのが上手いし、手堅く消化していくあたりは職...

清十郎の目 吉村龍一 中央公論新社

今年読んだ本の中で1番重たい作品だった。 昭和初期の山形県を舞台にした作品。貧困、差別、暴力。そしてささやかな幸せを描い...

氷の轍 桜木紫乃 小学館

北海道を舞台にしたミステリ作品。80歳になる元タクシー運転手の殺人事件にまつわる物語。 殺人事件を追うことで様々な人間の...

優しい街 新野剛志 双葉社

主人公は探偵。ある実業家から行方不明になった娘を探して欲しいと依頼を受けて物語が始まる。 ツイッターが深く関わる話なので...

行方 春口裕子 双葉社

春口裕子は初挑戦の作家さん。今回読んだ『行方』はすっごく後味の悪い作品だった。 この作品を読むまで知らなかったけれど、最...

デトロイト美術館の奇跡 原田マハ 新潮社

原田マハは「美術館小説」と言うジャンルを確立したのではなかろうか? 原田マハは美術や美術館をテーマにした作品が多いのだけ...

ちいちゃんのかげおくり あまんきみこ あかね書房

先日まで娘は国語の授業で、あまんきみこの『ちいちゃんのかげおくり』を学習していた。 『ちいちゃんのかげおくり』は小学校の...

ハルカな花 天祢涼 光文社

お花がテーマのファンタジー風連作ミステリ。 表紙に惹かれて手に取った。初挑戦の作家さんだったのだけどパラ見してみると、お...

コンビニ人間 村田沙耶香 文藝春秋

第155回芥川賞受賞作。村田沙耶香の作品を読むのは6冊目だけど1番よく出来た作品だと思う。かなり面白かった。 ただ村田沙...

美しい距離 山崎ナオコーラ 文藝春秋

『美しい距離』は芥川賞の候補に上がった作品との事だけど、全く知らなかった。 山崎ナオコーラの作品は何冊か読んでいて「久し...

私が失敗した理由は 真梨幸子 講談社

面白かった。物語がドンドン進んでいって、イッキ読みしてしまった。 素晴らしい娯楽小説だと思う。スプラッタ描写はないけれど...

イングリ―熱血人情高利貸―  山口恵以子 一二三書房

最近ちょっと気になっている山口恵以子。 最初の出会いはNHKの『サラメシ』だった。 山口恵以子は『サラメシ』で新聞配達店...

何様 朝井リョウ 新潮社

なんとなく手に取って読んでみたのだけど、直木賞を受賞した『何者』のアナザーストーリーとのこと。ちなみに『何者』は読まなく...

人の樹 村田喜代子 潮出版社

村田喜代子と言う作家さんを追うようになってからずっと「この人の書くものにハズレなし」と思っていたけれど、今回はじめて無理...
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