読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

書評

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介護士K 久坂部羊 角川書店

久坂部羊の作品は『廃用身』を読んで以来、すっかりハマっているのだけれど、今回もなかなかの読み応えだった。 久坂部羊は現役...

ぼくは朝日 朝倉かすみ 潮出版社

『ぼくは朝日』は北海道の小樽市で暮らす小学4年生男子「朝日」を中心にした、古き良き昭和を描いた物語。 高度成長期の「古き...

前世は兎 吉村萬壱 角川書店

吉村萬壱は相変わらず不愉快な話を書く人だな…と感心してしまった。(褒め言葉) どれもこれも胸糞の悪くなる話ばかりなのに、...

手をつないだまま さくらんぼの館で 令丈ヒロ子 角川書店

令丈ヒロ子と言えば知る人ぞ知る児童文学の怪物。 私の世代ではないのだけれど2013年に20巻をもって完結した『若おかみは...

エリザベスの友達 村田喜代子 新潮社

私はここ数年、村田喜代子を推しているのだけど、今回の作品は正直言ってよく分からなかった。 名作だと思うし、力作だとも思う...
本の話

書評ブログってなんぞや?みなさん本の内容を理解出来てるの?

私は本が大好きで毎日飽きもせず本を読んでいる。 インターネットで遊ぶようになって、一般の読者が自分の自分の読んだ本の感想...

アンドロメダの猫 朱川湊人 双葉社

久しぶりの朱川湊人作品。 私はなんだかんだ言って朱川湊人が好きなのだけど、今までの路線と違っていて面食らってしまった。 ...

ふたりぐらし 桜木紫乃 新潮社

桜木紫乃は良い。地味な女を書かせたら彼女の右に出る女性作家はいないと思う。 世の中には「ぶっ飛んだ女」を描く女性作家は沢...

旅猫リポート 有川浩 文藝春秋

このサイトに有川浩の作品の感想を載せるのは初めてだけど、実のところ有川浩は何冊か読んでいる。 どうして感想を書かなかった...

地球星人 村田沙耶香 新潮社

村田沙耶香。相変わらずキレッキレだった。 個人的には面白かったけれど、この作品は胸糞系なのでオススメはしない。吉村萬壱の...
日記

インターネット界における無断コピペ問題。

私のサイトは自分で言うのもなんだけど、古くからお付き合いのある常連さんと、検索を頼りに来てくださった趣味の合う人がちょろ...

始まりの家 蓮見恭子 講談社

蓮見恭子は初挑戦の作家さん。「母だけが知る、家族の秘密」と書かれた帯のキャッチコピーは最高だったと思う。 この作品ハッキ...

ののはな通信 三浦しをん 角川書店

薄々、気付いてたけれど私は三浦しをんが好きじゃないみたいだ。 作家としては凄い人なんだろうけれど言うなれば「相性が悪い」...

花まみれの淑女たち 歌川たいじ 角川書店

歌川たいじの作品を読むのはこれが2冊目。 はじめて読んだ『やせる石鹸』が猛烈に面白かったので、新作が出たら読みたいと思っ...

九十歳。何がめでたい 佐藤愛子 小学館

佐藤愛子と言えば直木賞受賞作の『戦いすんで日が暮れて』をはじめ、何冊か読んでいるはずなのに、感想を書くのはこれがはじめて...

しき 町屋良平 河出書房新社

町屋良平は第159回芥川賞候補作とのこと。 作者の作品は以前『青が破れる』を読んだ事があり、今回で2冊目。 先に書いてお...

四十歳、未婚出産 垣谷美雨 幻冬舎

『女たちの避難所』を読んでからというもの、すっかり垣谷美雨作品の魅力にハマり、以降「垣谷美雨は私の押し作家」として追いか...

鏡じかけの夢 秋吉理香子 新潮社

秋吉理香子の作品を読むのはこれで3冊目。 1冊目、2冊目が気に入ったから3冊目を読んでみた…と言う訳ではなくて、図書館で...

愛すること、理解すること、愛されること 李龍徳 河出書房新社

李龍徳の作品を読むのはこれで3冊目。 初めて読んだ『死にたくなったら電話して』はイマイチ好きになれなかったのだけど、次に...

夜の谷を行く 桐野夏生 文藝春秋

あさま山荘事件事件に関わった女性の後半生を描いた物語。 あさま山荘事件は私が生まれた1972年に起こっている。私は母から...

銀橋 中山可穂 角川書店

中山可穂の宝塚シリーズ。『男役』『娘役』に続く3作目は『銀橋』。 銀橋とは 宝塚歌劇で舞台前面のオーケストラボックスと1...
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