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書評

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緋の河 桜木紫乃 新潮社

私の中で桜木紫乃は「とりあえず新刊が出たら読む作家」なので手にとってみた。『緋の河』はカルーセル麻紀がモデルとの小説。「...

14歳、明日の時間割 鈴木るりか 小学館

鈴木るりかが小学生の時に『12歳の文学賞』を受賞した『さよなら、田中さん』が衝撃的に面白かったので、続けて2作目も読んで...

渦 妹背山婦女庭訓 魂結び  大島真寿美 文藝春秋

お久しぶりの大島真寿美。ちょっとハマっていた時期があったのだけど、なんとなく遠ざかっていた。『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び...

ホテル・アイリス 小川洋子 幻冬舎文庫

私は小川洋子の作品の感想を書く時に、何度も何度も「小川洋子の作品の中で1番好きなのはホテル・アイリスだ」と書いているのに...

フランスの大学生 遠藤周作 P+D BOOKS

以前『小学館のペーパーブックが凄い!』で、小学館が発行しているペーパーブックについて書いたけれど、私も購入して読んでみた...

愛情漂流 辻仁成 竹書房

辻仁成と言うと昨今は「シングルファーザーで子育て頑張る人」として、twitter等で大人気。ここ数作は親子愛や子どもをテ...

出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうに本をすすめまくった1年間のこと 花田菜々子 河出書房新社

『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうに本をすすめまくった1年間のこと』は発売当時、結構な話題になったと...

ミラクルガール相談室 女の子のトリセツ トキメキDays ミラクルガールズ委員会 西東社

『ミラクルガール相談室 女の子のトリセツ トキメキDays』素晴らしい本なので私は日本中の悩めるJS(女子小学生)達に広...

むらさきのスカートの女 今村夏子 朝日新聞出版

『むらさきのスカートの女』は第161回芥川賞の候補に上がっている。今村夏子は以前も155回芥川賞で『あひる』が候補に上が...

南極ではたらく 渡貫淳子 平凡社

私は今まで「南極に行きたい」と思ったことは1度もない。『南極物語』を観て心熱くした世代だけど、あれは南極への憧れと言うよ...

駒音高く 佐川光晴 実業之日本社

お久しぶりの佐川光晴。一時は何かに取り憑かれていたかのように読んでいた時期もあったのに、ある時期から熱が醒めてしまって手...

彼女たちの場合は 江國香織 集英社

江國香織の新刊が面白いとの評判を聞いて久しぶりに手を出してみた。あらかじめお断りしておくけれど、私にとって江國香織は苦手...

トリニティ 窪美澄 新潮社

我を忘れて夢中で読んでしまった。働く女性にオススメしたい作品。昨今は女性の社会進出を後押しする動きがあったり、イクメンな...

うつ病九段 先崎学 文藝春秋

『うつ病九段』の作者、先崎学は作家ではなくプロ棋士。私は将棋の趣味はないけれど、夫が将棋好きなのと、大好きな漫画『3月の...

おっぱいマンション改修争議 原田ひ香 新潮社

原田ひ香の作品を読むのは『おっぱいマンション改修争議』がはじめて。なんとなく「原田マハ」と混同していて「スイーツ寄りの作...

嫌な女 桂望実 光文社文庫

『嫌な女』は作品を読んでから知ったのだけど、ドラマ化と映画化された作品とのこと。私は全く知らなかったのだけど、もしかした...

ゴルゴダ 深見真 徳間文庫

中国旅行に行くときの飛行機の中で読むべく購入した。私はどちらかと言うとサスペンスよりも純文学かエンタメ系の作品が好きなの...

さよなら、田中さん 鈴木るりか 小学館

小学生が対象の文学賞『12歳の文学賞』を3年連続受賞した鈴木るりかが受賞作に大幅加筆した作品と書き下ろしからなる短編集。...

非色 有吉佐和子 角川文庫

『非色』は有吉佐和子作品の中で1、2位を争うほど大好きな作品。『非色』の感想はワードプレスに引っ越す前の阿部寛のHP的な...

飛族 村田喜代子 文藝春秋

村田喜代子は前回読んだ『エリザベスの友達』がイマイチだったので、実のところ「そろそろ追いかけるのも潮時かな…」と思ってい...

あなたがスマホを見ているときスマホもあなたを見ている 藤原智美 プレジデント社

題名と表紙に惹かれて、図書館でジャケ借り。「スマホに見られている」と言う自覚を持った事は無いけれど、言われてみればそうな...
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