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ゴルゴダ 深見真 徳間文庫

中国旅行に行くときの飛行機の中で読むべく購入した。

私はどちらかと言うとサスペンスよりも純文学かエンタメ系の作品が好きなのだけど、旅行中は一気読み出来る勢いのある作品の方が良いかな…ってことで選んでみた。

家族を殺された男の復讐劇との触れ込み。

昨今は何かと理不尽な事件が多く、私はいつも「私だったら法を犯しても復讐する…」と思っているので、小説になたらどんな感じなのかな…と言う興味があった。

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ゴルゴダ

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ザックリとこんな内容
  • 最強と謳われる陸上自衛官・真田聖人の妻(妊娠6ヶ月)が惨殺された。
  • 加害少年らに下った判決は、無罪にも等しい保護処分。
  • 真田は少年達への復讐を決意する…

感想

……あれ?なんかコレ、思ってたのと違ってた。

私が望んでいたのは「理不尽な犯罪に復讐する被害者家族の物語」だったのだけど、どちらかと言うと、元自衛官が「俺、強ぇぇ」な感じで、最強の復讐をする物語だった。

悪くはない…悪くはないんだけど、方向性が違うと言うか。

たぶん自衛隊とか軍隊が好きな人が読むと相当面白いと思う。自衛隊と言う組織のこととか、武器の事とか、やたら詳しく描かれている。

アクション物、戦争物が好きな人なら相当楽しめると思うのだけど、私にはイマイチ良さが分からなかった。嫌いとか、面白くないとかそういうレベルの話ではない。純粋に方向性が違い過ぎた。

とにかく主人公の真田聖人が超人過ぎる。超人過ぎて、ドキドキしなかったし、気持ちを添わせる事が出来なかった。

妊娠中の妻を殺された遺族の哀しさがイマイチ伝わってこなくて、むしろ戦争とか殺戮を楽しんでいる風に思えてしまった。

「家族を惨殺されて復讐する」と言う展開は分かる。でも、どこかで目的がすり替わっているような気がしてならなかったのだ。

テンポが良いので一気読みするには良いけれど、深く何かを考えたりするタイプの作品ではないように思う。

残念だけど、私にはこの作品の良さを理解する事が出来なかった。

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白い木蓮の花の下で
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