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エンタメ小説

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放蕩記 村山由佳 新潮社

村山由佳の自叙伝的小説という事らしい。主人公は小説家の女性。 母親との確執を中心にして描かれている。そう言えば、この読書...

星々の舟 村山由佳 文春文庫

久しぶりに私好みの恋愛小説に出会った。 ものすごく暗くて救いのない話である。何しろ主人公は実の兄妹で愛し合ってしまうのだ...

夜中の薔薇 向田邦子 講談社文庫

向田邦子の作品は、かなりの数をこなしていると言うのに、読書録には1冊も上げていないのが以外だった。 HPを立ち上げる前に...

愛国少年漂流記 宮脇修 集英社

なんとなく面白そうな予感がして手に取ったのだが、激しくイマイチだった。 浅田次郎『シェヘラザード』や、吉村昭『大黒屋光太...

骸骨ビルの庭(上・下) 宮本輝 講談社

この作品を読んでの感想は「やっちまったなぁ」のひと言に尽きる。 終戦直後の大阪。骸骨ビルと呼ばれる雑居ビルで、親を無くし...

天の夜曲 流転の海 第四部 宮本輝 新潮文庫

『天の夜曲』は宮本輝がライフワークとして書き続けている『流転の海』シリーズの第四部。 主人公、松坂熊吾は作者の父親がモデ...

葡萄と郷愁 宮本輝 角川文庫

東京とブタペストを舞台に、それぞれの国に暮らす若い女性の迷いを描いた作品。 揺れる女心が鮮やかな小説……ってことだと思う...

優駿 宮本輝 新潮文庫

関西に住んでいて読書好きと言うからには、宮本輝を愛していなければならない……という風潮がある。(…というのは言い過ぎだけ...

真夏の犬 宮本輝 文春文庫

市井に生きる人を描いた、ちょっと苦めの短編集。 粘着質な文章で、ややクドイような印象であるが、その「クドさ」が、作品にイ...

避暑地の猫 宮本輝 講談社文庫

毎日暑いので「避暑地」という言葉に引かれて手にとった1冊。 夏・避暑地・軽井沢という言葉は庶民を夢見がちにさせる魔力を秘...

ヅカメン! お父ちゃんたちの宝塚 宮津大蔵

図書館の新刊本コーナーにあったのを表紙だけ見て手に取った。 「宝塚好きだし楽しめるかな?」くらいの軽い気持ちで読んだのだ...

春狂い 宮木あや子 幻冬舎

宮木あや子さんって、つくづく女性が好きなんだなぁ……と感心してしまった。 周囲にいる人を狂わせてしまうほどの美貌を持った...

花宵道中 宮木あや子 新潮社

『花宵道中』は江戸時代、吉原を舞台にした短編連作方式の恋愛小説。第5回R‐18文学賞大賞受賞とのこと。 R‐18文学賞と...

地に伏して花咲く 宮尾登美子 角川文庫

小説家の書く随筆を読む時は「この作家さんって、どんな人なんだろう」という興味から手に取る事が多い。 もちろん、そんな事な...

菊籬 宮尾登美子 文春文庫

日本の古い女性を書かせたら宮尾登美子の右にでる作家さんはいないんじゃないかと思う。 上手い……上手過ぎである。 「女」を...

鬼龍院花子の生涯 宮尾登美子 文春文庫

私がはじめて『鬼龍院花子の生涯』読んだのは高校生の時だった。 先日、ちょうど読みかけの本が面白くなくてオヤスミ読書の相棒...

猫舌男爵 皆川博子 講談社

『猫舌男爵』を分類するとなると、幻想小説になるのだろうか。 ちょっと不思議な話が5編入った短編集だった。 私はドップリと...

母の遺産-新聞小説 水村美苗 中央公論新社

なかなか読み応えのある作品だった。 実の母親の介護(介護と言っても家に引き取って…というレベルではないが)と、自らの離婚...

笑うハーレキン 道尾秀介 中央公論新社

Twitterで評判が良さげな感じだったので「じゃあ、私も」と手に取ってみたのだけれど、私個人としては「コレジャナイ感」...

月の小屋 三砂ちづる 朝日新聞社

三砂ちづるは初挑戦の作家さん。 『月の小屋』は女性を主人公にした物語ばかり集めた短編集。なかなか興味深い1冊だった。 主...

銀河のひややかな瞬き 三咲光郎 文藝春秋

恥ずかしながら昭和黎明期の歴史的なことって、よく知らない。 歴史の教科書の後ろの方に、ちょっとしたオマケのように載ってい...
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