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本の感想

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正体 染井為人 光文社文庫

染井為人の作品を読むのはこれで2冊目。ミステリは得意じゃないけど前回、間違って読んだ『鎮魂』が予想外に面白かったので「こ...

夏の花 原民喜 新潮文庫

原民喜の『夏の花』は読んだことがないまでも、誰もが1度は題名くらい聞いたことのある作品だと思うのだけど、実際に読んだ人は...

正欲 朝井リョウ 新潮社

朝井リョウと言うと『桐島、部活やめるってよ』でヒットして以降『何様』『何者』と、世の中の流れに沿った作品をコンスタントに...

蟹工船 小林多喜二 新潮文庫

小林多喜二の『蟹工船』の名前は日本人の大人なら誰でも知っていると思う。プロレタリア文学の代表格とも言える作品で、国語の時...

彼女の家計簿 原田ひ香 光文社文庫

薄々気がついてたけれど、私は原田ひ香の作品と相性が悪い気がする。『彼女の家計簿』は巷の評判が良さげだったので読んでみたも...

JK、インドで常識ぶっ壊される 熊谷はるか 河出書房新社

先日読んだ『すぐ死ぬんだから』に続いて内館牧子の老人をテーマにした作品を読んでみることにした。出版年度的には『終わった人...

人はどう死ぬのか 久坂部羊 講談社現代新書

『人はどう死ぬのか』は小説ではなくエッセイ本。久坂部羊は小説家で医師、在宅医療や終末期医療に携わってきた経験を生かした作...

パッとしない子(噛みあわない会話と、ある過去について) 辻村深月 オーディブル&講談社文庫

『パッとしない子』はアマゾンオーディブルで聞いたのだけど、『パッとしない子』は紙媒体のだと『噛みあわない会話と、ある過去...

陸王 池井戸潤 集英社文庫

池井戸潤は前回読んだ『ハヤブサ消防団』があまりにも自分の好みから外れていたので「もう2度と池井戸潤なんか読むもんか」みた...

羊と鋼の森 宮下奈都 文春文庫

『羊と鋼の森』は第13回本屋大賞受賞作。第154回の直木賞にもノミネートされいて、当時はかなり話題になっていたと記憶して...

すぐ死ぬんだから 内館牧子 講談社文庫

内館牧子って脚本家のイメージが強いけれど、最近は高齢者を主人公にした小説を発表していて、書店で平積みになっているとのこと...

流 東山彰良 講談社文庫

『流』は第153回直木賞受賞作。北方謙三に「20年に1度の傑作」と言わしめ、満場一致で直木賞が決定した…とのこと。 ちょ...

ザリガニの鳴くところ ディーリア・オーエンズ 早川書房

『ザリガニの鳴くところ』は2021年本屋大賞、翻訳部門受賞作で映画化もされている。翻訳小説は得意じゃなくて滅多に読まない...

冒険者たち ガンバと15ひきの仲間 斎藤惇夫 岩波少年文庫

前の2冊が犯罪系の物語だったので「ちょっと心洗われるような物語に触れたい…」と置い、アマゾンオーディブルで『冒険者たち ...

いつか陽のあたる場所で 乃南アサ 新潮文庫

刑務所を出所した男のその後を描いた『身分帳』があまりにも良かったので「他に刑務所から出所した人をテーマにした小説は無いの...

身分帳 佐木隆三 講談社文庫

題名になっている『身分帳』とは罪を犯して服役していた人がこれまでの入所態度や経歴、行動、家族関係など詳細に記載している書...

カレーの時間 寺地はるな 実業之日本社

寺地はるなの作品を読むのはこれで3冊目。1冊目を読んだ時はイマイチ共感出来なかったものの、2冊目の『水を縫う』を読んだ時...

観音様の環 李琴峰 U-NEXT

『観音様の環』の作者である李琴峰は『彼岸花が咲く島』で第165回 芥川賞を受賞している。受賞作は読んでみたものの、個人的...

トリガール 中村航 角川文庫

大人になって興味がなくなってしまったけれど、私は子どもの頃「鳥人間コンテスト」が大好きで毎年楽しみに視聴していた。 鳥人...

夜明け前 島崎藤村 岩波文庫

『夜明け前』は島崎藤村の代表作。「木曽路はすべて山の中である」と言う冒頭文はあまりにも有名だけど、私は50歳になるまで『...

ななみの海 朝比奈あすか 双葉社

『ななみの海』は児童養護施設(昔で言うところの孤児院)で育った女子高生の物語。 作者の朝比奈あすかの前回書いた『翼の翼』...
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