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「つ」の作家

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50音順の分類で「つ」に属する作家の作家の書いた本の感想です。

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水車小屋のネネ 津村記久子 毎日新聞出版社

ここしばらくは意識的に直木賞や本屋大賞受賞作を読むようにしていて『水車小屋のネネ』は2024年の本屋大賞2位に輝いた作品...

噓つきジェンガ 辻村深月 文藝春秋

『嘘つきジェンガ』のテーマは詐欺。しかもコロナ禍らしいテーマの作品かあると聞いたので読んでみた。 「オレオレ詐欺」をはじ...

パッとしない子(噛みあわない会話と、ある過去について) 辻村深月 オーディブル&講談社文庫

『パッとしない子』はアマゾンオーディブルで聞いたのだけど、『パッとしない子』は紙媒体のだと『噛みあわない会話と、ある過去...

84歳の母さんがぼくに教えてくれた大事なこと 辻仁成 KADOKAWA

作家、辻仁成が自分の母親と自分自身の幼少期について書いたエッセイ集。 とりあえず「四の五の言わずに辻仁成のファンは読んど...

愛情漂流 辻仁成 竹書房

辻仁成と言うと昨今は「シングルファーザーで子育て頑張る人」として、twitter等で大人気。 ここ数作は親子愛や子どもを...

真夜中の子供 辻仁成 河出書房新社

これは面白かった! 私が今年、読んだ本の中ではダントツでの1位だ。この上半期は本のアタリがイマイチだった…と言うことを差...

父 Mon Père 辻仁成 集英社

前回読んだ『息子に贈る言葉』が良かったので続けてこれも読んでみた。 『息子に贈る言葉』はツイッターのまとめ本だったけれど...

息子に贈る言葉 辻仁成 文藝春秋

前評判無しで手に取った。題名からしてエッセイ集かと思いきや、作者のツイッターをまとめた本で軽くガッカリ。しかし予想外に面...

エスカルゴ兄弟 津原泰水 角川書店

作者の作品を読むのはこれで何冊目かなのだけど、何故か読書録には書かれていない不思議。 たぶん忙しい時期に読んで感想を書か...

モナドの領域 筒井康隆 新潮社

筒井康隆の作品を読むのはたぶん20年以上ぶり。 私はSF好きじゃないので、筒井康隆の作品は有名ドコロをさらった程度で読み...

日付変更線 The Date Line 辻仁成 集英社

とても読み応えのある壮大な作品だった。 主人公はハワイ在住の日系四世の青年。 彼の祖父は第二次世界大戦時、日系アメリカ人...

白百合の崖 山川登美子・歌と恋 津村節子 新潮文庫

百合の季節なのでふと読みたくなって手に取った。 『津村節子 白百合の崖 山川登美子・歌と恋』は与謝野晶子と共に与謝野鉄幹...

すなまわり 鶴川健吉 文藝春秋

『すなまわり』には芥川賞の候補になった表題作と、文學界新人賞受賞作の2作品が収録されていた。 特に読みたかったとか、ツイ...

子規のココア・漱石のカステラ 坪内稔典 NHK出版

正岡子規の研究家である著者が子規の俳句を通して書いたエッセイ集。 子規好きが読んでも面白いと思うが、漱石好きが読んでも面...

雑居家族 壺井栄 毎日新聞社

『雑居家族』は子供のいない夫婦(事実婚で籍は入っていない)が、次々と子供を引き取って暮らす日々を描いた作品だった。 『雑...

母のない子と子のない母と 壺井栄 新潮文庫

壺井栄と言えば『二十四の瞳』を真っ先に思い浮かべる。 何度か映画化されていて、映画版も好きだった記憶がある。この作品は題...

とにかくうちに帰ります 津村記久子 新潮社

表題作他数篇からなる連作短編集。1度でも会社務めをした事のある人なら、多少なりとも共感が持てる作品だと思う。 社会小説で...

婚礼、葬礼、その他 津村記久子 文藝春秋

『婚礼、葬礼、その他』は表題作と他一編を収録。 表題作は結婚式とお葬式のダブルブッキングというドタバタ劇。主人公は働く独...

アレグリアとは仕事はできない 津村記久子 筑摩書房

津村記久子ははじめて読む作家さんの作品だけど、なかなか描写の上手い人だと感心させられた。 題名になっている「アレグリア」...

愛の力 蔦森樹 東京書籍

作者の蔦森樹は女性として生きる「元・男性」で、ゲイではなく「女性になりたい男性だが、恋愛対象は女性」とのこと。 作者を投...

はじめてのおつかい 筒井頼子 福音館書店

今日、仕事帰りに地元のスーパーで「はじめてのおつかい」体験中であろう子供と遭遇した。 「はじめてのおつかい」ってのは、ど...
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