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さ行の作家

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五十坂家の百年 斉木香津 中央公論新社

斉木香津は初挑戦の作家さん。図書館の『新刊コーナー』飾られてあった表紙に惚れて手に取った。ジャケ買いならぬ、ジャケ借り。...

私の息子はサルだった 佐野洋子 新潮社

『100万回生きたねこ』の作者、佐野洋子の子育てエッセイ集。作家の子育てエッセイなのだから、さぞかし素っ頓狂で面白いのだ...

ふんわり王女 ジョージ・マクドナルド 太平出版

ジョージ・マクドナルド『ふんわり王女』の作品の内容と感想を紹介します。『ふんわり王女』は少女時代から大好きな作品で、今でも太平出版の本を持っています。子どもの頃は美しい挿絵と他のお姫様物語には無い設定に心ときめかせたものでした。

黄色い牙 志茂田景樹 講談社

志茂田景樹と言うと「奇抜な格好でテレビに出てくる作家さん」と言うイメージが先行していて、今まて1度たりとも読んでみたいと...

ブルース 桜木紫乃 文藝春秋

文句なしに面白かった! 大人の女性に是非ともオススメしたい。男性が視点で読むとどうなのかは微妙だけど。生まれつき指が6本...

マグダレンの祈り ジューン・ゴールディング ヴィレッジブックス

どの国にも長い歴史の中には「恥部」のようなものが存在すると思う。この作品は、まさにアイルランドの恥部を暴露したと言っても...

停電の夜に ジュンパ・ラヒリ 新潮社

巷ではものすごく評判が良かった……らしい作品。「こりゃぁ是非、手に入れて読みたいものだ」と思っていて、図書館生活の合間に...

オスカー・ワオの短く凄まじい人生 ジュノ・ディアス 新潮社

巷で大絶賛(?)だったので手にとってみたのだけれど、翻訳物を読み慣れていない私には手強い作品だった。ピュリツァー賞、全米...

美と王妃たち ジャン・コクトー 河出書房新社

西洋史の基本を知らない人間が読むには、ちょっと厳しいかな……と思った作品だった。ちなみに私には厳しかった。知的基礎体力の...

バルセロナにおいでよ 外尾悦郎 筑摩書房

作者である外尾悦郎は、ネスカフェ・ゴールドブレンドCMにも登場した違いが分かる男…もといサグラダ・ファミリアの主任彫刻家...

ぼくらの七日間戦争 宗田理 角川文庫

「面白いですよ」と勧められて手にとってみた1冊。私よりも5歳くらい下の世代はリアルタイムで、この作品を見たり読んだりして...

ししゃも 仙川環 祥伝社

リストラで故郷の北海道へ帰郷したOLが「ししゃも」で町おこしをする物語。軽くミステリー要素が入っているけれど、ジャンルと...

戸村飯店青春100連発 瀬尾まいこ 理論社

作者の作品は、どうにも胡散臭いと言うか、嘘臭さが鼻について好きになれないと思っていたのだけれど、この作品はけっこう面白か...

天国まではまだ遠く 瀬尾まいこ 新潮社

うーむ。どうにもこうにも受け入れ難い作品だった。一応、癒し系を意識した作品なのだと思うのだけど。もしかすると私は作者の作...

卵の緒 瀬尾まいこ マガジンハウス

気持ちのよい小説だった。表題作プラス1は、どちらも血のつながりと家族がテーマ。「ぼくのへその緒を見せて」と聞かれて「卵で...

烈しい生と美しい死を 瀬戸内寂聴 新潮文庫

『烈しい生と美しい死を』は『青鞜』をめぐる女達について書かれたエッセイ集。一応、エッセイ集という形で出版されてはいるけれ...

釈迦 瀬戸内寂聴 新潮文庫

タイトルそのままの作品だった。瀬戸内寂聴流「釈迦の一生」である。出家した作家さんが書くのだから、さぞかし重みのある作品に...

花芯 瀬戸内寂聴 講談社文庫

瀬戸内寂聴の作品は、かなりの冊数を読んでいるのに読書録には1冊も上がっていなくて、今更ながら驚いた。「ものすごく好き」と...

チューバはうたう―mit Tuba 瀬川深 筑摩書房

表題作は第23回太宰治賞受賞。他2編収録。素晴らしく気持ちの良い秀作だった。音楽が好きな人に是非とも読んでいただきたい。...

てれんぱれん 青来有一 文藝春秋

題名の「てれんぱれん」とは、なんとなくぶらぶらと過ごしてなまけている人を非難する時に使う言葉とのこと。ビルの掃除婦をしな...

ロンバルディア遠景 諏訪哲史 講談社

感想を書くのがものすごく難しい作品。「頑張って文学っぽい作品を書きたいのです」とい意気込みは強く伝わってきた。だが支離滅...
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