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「か」の作家

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天授の子 川端康成 新潮文庫

私の中にある川端康成は「気骨のある文学者」で、ちょっと取っつきにくいようなイメージがあった。 川端康成は『伊豆の踊り子』...

吉村昭 川西政明 河出書房新社

作家、吉村昭の伝記本。作者の川西政明は作家ではなく文芸評論家とのこと。だからかも知れないが非常に読みにくかった。 「読み...

アルビノを生きる 川名紀美 河出書房新社

アルビノ(albino)はメラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により 先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある人(あ...

おはなし おはなし 河合隼雄 朝日新聞社

私が学生時代は、心理学はフロイトとユングと河合隼雄を勉強しなくちゃ話にならない……みたいな風潮があって、学生時代はよく読...

セックスボランティア 河合香織 新潮文庫

題名が刺激的なので、一瞬ギョッっとしたが「障害者のセックス」をテーマにしたルポタージュ本である。 題名通り「ボランティア...

乳と卵 川上未映子 文藝春秋

2008年度芥川賞受賞作。豊胸手術をしようとしているバツイチの女性と、思春期真っ盛りの娘の物語。 どうして、この作品が芥...

ざらざら 川上弘美 マガジンハウス

『ざらざら』は働く独身女性の恋を描いた短編集。 川上弘美が女性受けする理由の全てが詰まっていると言っても過言ではないとい...

ゆっくりさよならをとなえる 川上弘美 新潮社

私は川上弘美の文章とは相性が悪いらしく、どれを読んでもイマイチ心に食い込んでこない。 エッセイならばどうだろうと思って、...

センセイの鞄 川上弘美 平凡社

『センセイの鞄』は売れることを見越して作られた作品だなぁ~というのが、正直な印象。 むろん、私は「売れる本」が嫌いな訳で...

無菌病棟より愛をこめて 加納朋子 文藝春秋

急性白血病と診断された作者、加納朋子自身の闘病記。小説枠からは外れる作品なのだけど、素晴らしい1冊だった。 難病や死病に...

コッペリア 加納朋子 講談社

関節球体人形に興味のある人なら、それなりに楽しめると思うのだが、そうでなければちょっと厳しいかな……と思う作品だった。 ...

ささらさや 加納朋子 幻冬舎

どうしたものか、無性に「気持ちの良い物語」を読みたくなって手をとった。 人殺しもなく、あまり嫌な感じの人間が出てこなくて...

ななつのこ 加納朋子 東京創元社

芝居の中で演じられる芝居のことを「劇中劇」と言うならば本の中に書かれている本は、なんと言うのだろうか? この作品は『なな...

AMEBIC 金原ひとみ 集英社

キツイ…キツ過ぎる。30代で読むには、あまりにも小っ恥ずかしい作品だ。 ヒロインは摂食障害を患う小説家。 私小説だとは思...

蛇にピアス 金原ひとみ 文藝春秋

想像していたより面白かったけれど心に残るかと問われれば「そうでもない」という印象。 題名の『蛇にピアス』とは、その言葉通...

わたくしが旅から学んだこと 兼高かおる 小学館

私は子ども時代『兼高かおる世界の旅』って番組が大好きだった。 今では海外旅行なんて誰でも行ける時代だけれど、私が子どもの...

レヴォリューション No.0 金城一紀 講談社

私はこの作家さんの描く「落ちこぼれ男子の青春物語」が大好きなのだけど、今回の作品は戴けなかった。 「青春」を楽しむには、...

レヴォリューション No.3 金城一紀 講談社

面白かった。じつに面白かった。 『フライ,ダディ,フライ』でも活躍した落ちこぼれ軍団が活躍する話なのだが。ホント、元気が...

フライ,ダディ,フライ 金城一紀 講談社

もしからしたら、はじめて読んだ『GO』よりも好きかも知れない……と言うほどに胸を熱くして読んだ作品だった。 やはりらむや...

対話篇 金城一紀 講談社

世間で絶賛されている作品を「面白くなかった」と書くのって、とても気がひける。 ホラー・ミステリ・エンターテイメントの類な...

GO 金城一紀 講談社文庫

「面白かった」のひとことに尽きる。 直球勝負の青春小説だった。勢いがあって、めちゃめちゃで、それでいて馬鹿みたいに真面目...
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