"三島由紀夫"

今回はお久しぶりの三島文学。しかも再読ではなく未読作品。 三島由紀夫は作品数の多い作家さんだけに、全ての作品が面白い…と...

『金閣寺』は学生の頃、夢中になって読んだ１冊。 今にして思えば、どうしてそこまでハマってしまったのか不思議に思う。 人か...

『象の皮膚』は第34回三島由紀夫賞候補作。個人的に三島由紀夫賞の受賞作とか候補作は私の好みの作品が多いので手にとってみた...

私の中で桜木紫乃は「とりあえず新刊が出たら読む作家」なので手にとってみた。 『緋の河』はカルーセル麻紀がモデルとの小説。...

大人のための恋愛小説だった。 いきなりネタバレするけれど、この作品は恋愛小説の王道「好きな女が死ぬ話」だ。 ネタバレ宣言...

三島由紀夫賞受賞作。受賞会見が話題になり「なんか面白そうかも」と思って読んでみた。 題名からして私好み。豪華絢爛でエロテ...

夫と話をしていて、ひょんな事から『聖アウグスティヌスの殉教』と言う絵について説明する事になった。 『聖アウグスティヌスの...

研究本と言うには軽すぎる感じのウンチク本。 蓮っ葉な感じの文章に辟易させられたことを除けば、なかなか面白い作品だった。 ...

足フェチ谷崎ここにあり……というような変態度したたる短編集だった。 エロい……素敵にエロ過ぎる。性的な要素を含むこだわり...

こんなにも谷崎潤一郎の作品が好きなのに、読書録に作者の本が１冊も並んでいないことに気付いて驚いた。 だいたい、読書録を書...

嶽本野ばらの作品は『カフェー小品集』を読んで、あまりの「乙女光線」にクラクラしたので、もう彼の作品を読むことはないだろう...

「嶽本野ばら作品って、ちょっと苦手かも」と言いつつ、今回もまた読んでしまった。 耽美な雰囲気は好きなのに、どこか越えられ...

感想を書くのがものすごく難しい作品。 「頑張って文学っぽい作品を書きたいのです」とい意気込みは強く伝わってきた。 だが支...

『蕭々館日録』は読むのにすごく手間取ってしまったけれど、じっくり読むのに相応しい１冊だった。 大正から昭和にかけて活躍し...

日本初の総合変態雑誌「奇譚クラブ」について検証した本である。 そのテの物が苦手な人が読めば、気分の悪くなるような写真やイ...

文学界で活躍した作家達の追悼文と、それにまつわるエピソード通して作家と文学を「死」や「追悼」という視点から語った作品。 ...