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書評

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香君(上・下) 上橋菜穂子 文藝春秋

久しぶりにファンタジー小説を読んでみた。そう言えば上橋菜穂子作品の感想は書いたことが無いけれど、私のベースはヲタクなので...

バッタを倒しにアフリカへ   前野ウルド浩太郎 光文社新書

『バッタを倒しにアフリカへ』はモーリタニアでバッタの研究をする日本人研究者によるノンフィクション作品。エッセイでも紀行文...

嫉妬/事件 アニー・エルノー ハヤカワepi文庫

アニー・エルノーは初挑戦の作家さん。2022年のノーベル文学賞を受賞している。その作品のほとんどは自伝とのことで、最近の...

おんなのこ くどうなおこ×佐野洋子×広瀬弦 幻戯書房

Twitterのタイムラインに、くどうなおこの詩(よい落書きになれるかな)の一文が流れてきた。おんなのこは くっきりキッ...

タクジョ!みんなのみち 小野寺史宜  実業之日本社

前回読んだ『タクジョ!』が面白かったので続けて続編を読んでみた。『タクジョ!みんなのみち』はヒロインの夏子だけでなく、夏...

タクジョ! 小野寺史宜  実業之日本社

『タクジョ!』は女性タクシードライバーが主人公のお仕事小説。タクシードライバーは年中人手不足で高齢化が進んでいる印象が強...

なぜ理系に女性が少ないのか 横山広美 幻冬舎新書

『なぜ理系に女性が少ないのか』は題名そのままの研究報告。私自身はバリバリの文系で理数系の事は何もかも苦手。人生で1度たり...

猫と庄造と二人のをんな 谷崎潤一郎 新潮文庫

谷崎潤一郎の『猫と庄造と二人のをんな』は若い頃に読んでいるけれどアマゾンオーディブルで聴き直してみることにした。最近、ち...

汝、星のごとく 凪良ゆう  講談社

前回読んだ本屋大賞受賞作の『流浪の月』が好みだったので、続けて新作を読んでみたい。凪良ゆう…たぶんだけど、数年のうちに直...

寿命が尽きる2年前 久坂部羊 幻冬舎新書

少し前に読んだ『人はどう死ぬのか』に感銘を受けたので、同じようなテーマのエッセイを続けて読んでみた。内容的には『人はどう...

路 吉田修一 文春文庫

お久しぶりの吉田修一。前回読んだ『アンジュと頭獅王』は2019年の年末だったから、本当にご無沙汰していたみたい。吉田修一...

そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ 文春文庫

『そして、バトンは渡された』は2019年本屋大賞受賞作。2021年度の売上ナンバーワンだったとのこと。巷でも大絶賛されて...

禁断の雑学~誰もが口を閉ざす衝撃の雑学250  黒い雑学研究会 彩図社

なんだか色々疲れていて、うっかり手を付けてしまった1冊。猛烈に俗っぽい題名だけど、これが意外と今の私には良かった。実のと...

ぼくは勉強ができない 山田詠美 新潮文庫

お久しぶりの山田詠美。前回読んだのは2015年と随分前の話。山田詠美と言えば私の中ではなんとなく「学生が主人公の小説を書...

神の子ども達はみな踊る 村上春樹 新潮文庫

今春(2023年4月)に村上春樹の新作長編小説が発売されると聞いて「久しぶりに村上春樹を読んでみるか」と思い立ち、なんと...

ある男 平野啓一郎 文藝春秋

薄々感じていたけれど私は平野啓一郎の作品と相性悪いのかも知れない。平野啓一郎の作品は今までも何冊か読んできたけど、どれも...

ペンギンと暮らす 小川糸 幻冬舎文庫

久しぶりに壁本を読んでしまった。「壁本」とは 読後に壁に叩きつけたくなるほど、どうしようもない本という意味の言葉。もしか...

終わった人 内館牧子 講談社文庫

先日読んだ『すぐ死ぬんだから』に続いて内館牧子の老人をテーマにした作品を読んでみることにした。出版年度的には『終わった人...

変な絵 雨穴 双葉社

『変な絵』は覆面作家でユーチューバーの雨穴によるミステリ(ホラー?)小説。私の守備範囲から外れるタイプの作家さんではある...

正体 染井為人 光文社文庫

染井為人の作品を読むのはこれで2冊目。ミステリは得意じゃないけど前回、間違って読んだ『鎮魂』が予想外に面白かったので「こ...

夏の花 原民喜 新潮文庫

原民喜の『夏の花』は読んだことがないまでも、誰もが1度は題名くらい聞いたことのある作品だと思うのだけど、実際に読んだ人は...
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