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書評

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幼年 水の町 小池昌代 白水社

ここ数年間の間で読んだエッセイ集の中でダントツに面白い1冊だった。面白いと言っても「笑える」と言う意味ではない。正しは「...

天龍院亜希子の日記 安壇美緒 集英社

安壇美緒は初挑戦の作家さん。第30回小説すばる新人賞受賞作とのこと。題名を聞いて宮尾登美子の『鬼龍院花子の生涯』を連想し...

食堂メッシタ 山口恵以子 角川春樹事務所

久しぶりの山口恵以子。『食堂のおばちゃん』シリーズが大好きなので、これも間違いないだろうと期待して手に取った。結論から先...

みなさんの爆弾 朝比奈あすか 中央公論新社

朝比奈あすかの作品を読むのは何冊目だろう。「大好きでハマっている」と言うほどではないのだけれど、手堅くて大外れが少ない作...

ひっ 戌井昭人 新潮社

私。戌井昭人がかなり好きなのだと思う。この人の描く駄目人間はどうしてこうまで魅力的なのか?2012年度の芥川賞候補だった...

なでし子物語 伊吹有喜 ポプラ社

前回読んだ『天の花 なでし子物語』のシリーズ1作目。『天の花 なでし子物語』この作品の次の話とのこと。時系列的には「なで...

天の花 なでし子物語 伊吹有喜 ポプラ社

伊吹有喜の作品を読むのはこれが3冊目。いいじゃない。個人的にはかなり好き。『カンパニー』の時は微妙に引っ掛かる部分があっ...

じっと手を見る 窪美澄 幻冬舎

この作品。恋愛小説と言う触れ込みになっているけれど、恋愛小説と言い切ってしまうには微妙かも知れない。これは恋愛小説として...

5時過ぎランチ 羽田圭介 実業之日本社

羽田圭介は『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞してから、なにげにテレビの人気者になっている気がする。「若い」って...

雪の階 奥泉光 中央公論新社

Twitter界隈で絶賛されていたので手に取ってみた。奥村光は初挑戦の作家さん。作品は二・二六事件をテーマにしていて主人...

無垢の領域 桜木紫乃 新潮社

『ホテルローヤル』で直木賞受賞後、小説家として脂ノリノリな印象のある桜木紫乃。新しい作品が出れば気になるし、読んでいない...

ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで 万両百貨店外商部奇譚 真梨幸子 幻冬舎

私。真梨幸子の書くイヤミス(読んで嫌な気持ちになるミステリー)が大好きだ。イヤミスなんて読んでもまったく為にならないし、...

路上のX 桐野夏生 朝日新聞出版

相変わらず桐野夏生は面白いなぁ。お流石でございます!桐野夏生に会って話をするチャンスなんて死ぬまで無いと思うのだけど、も...

嘘 Love Lies 村山由佳 新潮社

なんだか、ちょっとビックリしてしまった。村山由佳はこんな作品も書けるんだ!私は村山由佳と言うと『天使の卵』を真っ先に思い...

クローゼット 千早茜 新潮社

ロマンティックな表紙に惹かれて手に取った。「ゆるふわな感じの女性向け作品なんだろうなぁ」と期待せずに読みはじめたのだけど...

君の膵臓をたべたい 住野よる 双葉社

題名のインパクトで出版された時にギョッっとした覚えがある。その時は「私、ちょっとカニバリズムとか無理なんでパス」と思って...

オリンピックがやってきた 1964年北国の家族の物語 堀川アサコ KADOKAWA

青森のある田舎町を舞台にした連作短編集。東京オリンピックがあった時代…第2次世界大戦の影響が色濃く残りつつ、復興しつつあ...

口笛の上手な白雪姫 小川洋子 幻冬舎

8つの短編小説からなる短編集。なんだかんだ言って小川洋子の信者なので、小川洋子の新刊は取り合う読む事にしている。『妊娠カ...

意識のリボン 綿矢りさ 集英社

拍子の可愛さに図書館でジャケ借りしてきた。綿矢りさは2003年に『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞しているのでお若いけれど、...

女王さまの夜食カフエ マカン・マランふたたび 古内一絵 中央公論新社

前知識無し。図書館でジャケ借りしたのだけれど、どうやらシリーズ物らしい。「マカン・マランふたたび」と言う副題が付いている...

ドレス 藤野可織 河出書房新社

藤野可織は初挑戦の作家さん。1冊くらい読んでいたような気になっていたのだけれど、意外にも1冊も読んでいなかった。8つの短...
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