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書評

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じっと手を見る 窪美澄 幻冬舎

この作品。恋愛小説と言う触れ込みになっているけれど、恋愛小説と言い切ってしまうには微妙かも知れない。これは恋愛小説として...

5時過ぎランチ 羽田圭介 実業之日本社

羽田圭介は『スクラップ・アンド・ビルド』で芥川賞を受賞してから、なにげにテレビの人気者になっている気がする。「若い」って...

雪の階 奥泉光 中央公論新社

Twitter界隈で絶賛されていたので手に取ってみた。奥村光は初挑戦の作家さん。作品は二・二六事件をテーマにしていて主人...

無垢の領域 桜木紫乃 新潮社

『ホテルローヤル』で直木賞受賞後、小説家として脂ノリノリな印象のある桜木紫乃。新しい作品が出れば気になるし、読んでいない...

ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで 万両百貨店外商部奇譚 真梨幸子 幻冬舎

私。真梨幸子の書くイヤミス(読んで嫌な気持ちになるミステリー)が大好きだ。イヤミスなんて読んでもまったく為にならないし、...

路上のX 桐野夏生 朝日新聞出版

相変わらず桐野夏生は面白いなぁ。お流石でございます!桐野夏生に会って話をするチャンスなんて死ぬまで無いと思うのだけど、も...

嘘 Love Lies 村山由佳 新潮社

なんだか、ちょっとビックリしてしまった。村山由佳はこんな作品も書けるんだ!私は村山由佳と言うと『天使の卵』を真っ先に思い...

クローゼット 千早茜 新潮社

ロマンティックな表紙に惹かれて手に取った。「ゆるふわな感じの女性向け作品なんだろうなぁ」と期待せずに読みはじめたのだけど...

君の膵臓をたべたい 住野よる 双葉社

題名のインパクトで出版された時にギョッっとした覚えがある。その時は「私、ちょっとカニバリズムとか無理なんでパス」と思って...

オリンピックがやってきた 1964年北国の家族の物語 堀川アサコ KADOKAWA

青森のある田舎町を舞台にした連作短編集。東京オリンピックがあった時代…第2次世界大戦の影響が色濃く残りつつ、復興しつつあ...

口笛の上手な白雪姫 小川洋子 幻冬舎

8つの短編小説からなる短編集。なんだかんだ言って小川洋子の信者なので、小川洋子の新刊は取り合う読む事にしている。『妊娠カ...

意識のリボン 綿矢りさ 集英社

拍子の可愛さに図書館でジャケ借りしてきた。綿矢りさは2003年に『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞しているのでお若いけれど、...

女王さまの夜食カフエ マカン・マランふたたび 古内一絵 中央公論新社

前知識無し。図書館でジャケ借りしたのだけれど、どうやらシリーズ物らしい。「マカン・マランふたたび」と言う副題が付いている...

ドレス 藤野可織 河出書房新社

藤野可織は初挑戦の作家さん。1冊くらい読んでいたような気になっていたのだけれど、意外にも1冊も読んでいなかった。8つの短...

風と共にゆとりぬ 朝井リョウ 文藝春秋

薄々そうじゃないかと思っいてたけど、私は朝井リョウの書く作品とは相性が悪いらしい。全く受け付けないかと言われるとそうでも...

潮の呼ぶ声 石牟礼道子 毎日新聞社

石牟礼道子は初挑戦の作家さん。水俣病患者に寄り添って生きた作家として知らている作家さんで先日、亡くなられたと言うニュース...

百年泥 石井遊佳 新潮社

『百年泥』は第158回芥川賞受賞作。『おらおらでひとりいぐも』と同時受賞。芥川賞が同時に2作出ることもあると言えばあるけ...

高架線 滝口悠生 講談社

作者の作品を読むのはこれで3冊目だけど、滝口悠生の作風は言って好きじゃない。それなのに、この作品に限っては「案外いいじゃ...

婚活中毒 秋吉理香子 実業之日本社

婚活にまつわるミステリ短編集。前回読んだ『聖母』が面白かったので他の作品も読んでみようと手に取ったのだけど期待外れだった...

焼け跡のハイヒール 盛田隆二 祥伝社

盛田隆二の作品を読むのはこれが初めて。図書館で見つけて題名に惚れた。少し前に読んで気に入った『彼方の友へ』が第二次世界大...

カネと共に去りぬ 久坂部羊 新潮社

名作小説のパロディ的な7つの短編からなる短編集。収録作は「医呆人」「地下室のカルテ」「予告された安楽死の記録」「アルジャ...
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