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女王さまの夜食カフエ マカン・マランふたたび 古内一絵 中央公論新社

前知識無し。図書館でジャケ借りしたのだけれど、どうやらシリーズ物らしい。

「マカン・マランふたたび」と言う副題が付いているので続編であることは考えれば分かることなのだけど慌てていたので副題までは見ていなかった。

恐らく1冊を読んだ方がより面白く読めると思うのだけど、2冊目から読んでも問題なく楽しめると思う。

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女王さまの夜食カフエ マカン・マランふたたび

お待たせしました! シャールさん&「マカン・マラン」復活です!

病に倒れていたドラァッグクイーンのシャールが復活し、いつものように常連がくつろげるお店に戻った「マカン・マラン」。

アマゾンより引用

感想

最近流行りの食べ物系短編小説だった。漫画で言うなら『深夜食堂』のシリーズに近いかも。

連作短編でその時の主人公が落ち込んでたり、行き詰まっている時に美味しい物を食べて問題が解決する…と言う流れ。

私は食べることが好きなので食べ物ネタの小説は好きなはずなのだけど、この作品は楽しむことが出来なかった。

食べ物ネタの小説が飽和してると言うところもあると思うのだけど、出てきた食べ物が好みじゃなかった…ってところが敗因だと思う。

表紙絵がとても素朴で美味しそうだったので手に取ったのだけど、作中の登場する料理は意識高い系の物が多いのだ。

「マクロビオティック」とか「身体に良い」とか。実際に食べてみれば美味しいのだとは思うのだけど、上から出てくる料理をありがたく戴く…言うスタイルがどうにも気に食わなかった。

普通の料理も出てくるのだけど、どことなく「身体に良いでしょ? バランスいいでしょ?」と言うところが透けて見えて楽しむことが出来なかった。

日々の生活において「バランスの良い食事」というのは大切だと思うのだけど、口うるさい母親の料理を食べさせるような息苦しさを感じてしまった。

しかし、それぞれの登場人物達の悩みは共感出来るものだった。

自信のない派遣OLや夢破れて実家に戻る漫画家志望の若者など、自分と違う人生であっても「なんか分かる」と思えるような、そこここで暮らしていそうな人達ばかり。

生きていくって本当に大変。生きるだけならどうにかなっても「楽しく過ごす」となると、そう簡単にはいかない。

そんな彼らの悩みを解決するのがドラッグクイーンが仕切る夜食カフェ「マカン・マラン」。

たぶんこのシリーズはドラッグクイーンが出て来ることに意義があるとは思うのだけど「普通の人のお悩みを解決してくれるオネエ」って設定はありふれていて陳腐に思う。

オネエキャラって使いやすと思うのだけど、明るくて元気でサッパリしていて、男の気持ちも女の気持ちにも寄り添う事が出来るとか、超人過ぎてちょっと。

私には全く合わない作品だったのだけど、演技が達者な役者さんを起用してドラマ化したら絶対に面白いと思う。

小説で感じる違和感も映像化したら気にならないんじゃないかな…とか。

1冊目を読んでいない上に、続きも出ているそうだけど私はこれっきりで遠慮したい。

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白い木蓮の花の下で
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