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"桐野夏生"

玉蘭 桐野夏生 文春文庫

読了するまで、思いの他時間が掛かってしまった。 小難しい文章では無かったのだけれど、導入部に食いついていくことが出来なか...

OUT 桐野夏生 講談社文庫

『OUT』を読んで最初に感じたのは「なんてリアリティに溢れ小説なのだろう」ということだった。 しかし、よくよく考えてみる...
本の話

2021年読書総括。

2021年も残すところあと僅か。毎年の恒例行事と言うことで今年1年間を振り返ってみて、読書総括など。 今年は現在までに感...

ママ 神津凛子 講談社

題名だけ見て予備知識ゼロで借りてみた。なんとなく昨今流行りの毒親を描く系の話かと思っていたら、予想とは全然違っていた。 ...
日記

コロナスストレスの中で夢想する。

コロナウィルス対策のおかげで地味にストレスが溜まっている。 自宅軟禁中の娘への気疲れ 昼食に手抜き出来ない 週末にお出掛...
本の話

2019年読書総括。

少し気が早いのだけど毎年の恒例行事と言うことで今年1年間を振り返ってみて、読書総括など。 今年は現在までに読んだ本は66...

水辺のブッダ ドリアン助川 小学館

巷で評判が良さげだったので読んでみたのだけれど、私にはまったく理解出来なかったし、良さも分からなかった。 ドリアン助川の...

灼熱 秋吉理香子 PHP

どちらかと言うとミステリは苦手なのだけど、秋吉理香子の書くミステリは新作を楽しみにしている。 ミステリと言っても謎解き重...
本の話

作家のデビュー年齢とその後の活躍。あの作家はいまどこに?

先日、夫に『12歳の文学賞』を受賞した鈴木るりかが書いた『さよなら、田中さん』がいかに素晴らしいかを力説していたら、夫か...
日記

推しは推せる時に推していけ。

その日。大阪は朝から鬱陶しい雨が降っていた。 特に理由は無いけれど、なんだか気持ちが塞ぐので家事のBGV代わりにとユーチ...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。 作家名・作品名等で検索する事も出来ます 作家名で50音別...
本の話

2018年読書総括。

毎年、恒例行事と言うことで今年1年間を振り返ってみての読書総括など。 今年は現在までに読んだ本は65冊。 昨年は64冊読...

四十歳、未婚出産 垣谷美雨 幻冬舎

『女たちの避難所』を読んでからというもの、すっかり垣谷美雨作品の魅力にハマり、以降「垣谷美雨は私の押し作家」として追いか...

夫のカノジョ 垣谷美雨 双葉文庫

題名を見て「なるほど。夫が不倫して苦悩する主婦の話ね」と思って手に取ったのだけど、題名からは想像出来ないようなコメディだ...

明日の食卓 椰月美智子 角川書店

『明日の食卓』は3人の母達の物語。彼女達の共通点は「イシバシ ユウ」と言う同じ名前の9歳の男の子を育てている…ってこと。...

ニューカルマ 新庄耕 集英社

作者の作品を読むのはこれで2冊目。 初めて読んだ『狭小邸宅』は「上手いなぁ」と思ったものの、そこまで面白いとは思えなかっ...

院内カフェ 中島たい子 朝日新聞出版

自慢出来るような話ではないけれど、私は生まれてこの方病院と縁が切れた事がない。 子どもの頃は自分自身が。私が元気になって...

子育てはもう卒業します 垣谷美雨 祥伝社

個人的に絶賛開催中「垣谷美雨祭り」の第4段。 同じ大学を卒業した3人の女達の「その後」を描いた物語。それぞれの就職、結婚...

女たちの避難所 垣谷美雨 新潮社

『老後の資金がありません』があまりにも面白かったので、評判の良さそうな作品を続けて読んでみた。 私の中で垣谷美雨祭りが開...

さよなら、ニルヴァーナ 窪美澄 文藝春秋

窪美澄の作品を読むのはこれで2冊目。 前回読んだ『晴天の迷いクジラ』がけっこう良かったので図書館の新刊コーナーにあったの...

少しだけ、おともだち 朝倉かすみ 筑摩書房

朝倉かすみの作者は初めて読んだ『タイム屋文庫』で無理だと思って『田村はまだか』で見なおした。 そして『わたしたちはその赤...