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白蓮

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片意地へんくつ一本気 下田うなぎ屋風流噺 高橋治 文春文庫

伊豆の下田で鰻屋を営む頑固オヤヂと旦那衆が繰り広げる人情譚。「片意地」とか「へんくつ」とか「一本気」という言葉を見ただで...

風の盆恋歌 高橋治 新潮文庫

世間的には評価の高いのある作品だと聞いているけれど私の中では、どうにも受け入れ難い作品だった。若い頃に愛し合っていたのに...

マイマイ新子 高樹のぶ子 マガジンハウス

第二次世界大戦の敗戦直後に少女時代を過ごした高樹のぶ子が自分の少女時代を描いた作品。短編連作形式で、雑誌に連載されていた...

150cmライフ。 たかぎなおこ メディアファクトリー

「白蓮さんって、毎日こんな感じで生活してるの?」という言葉とともに、この本を貰った。ちなみに私の身長は144センチ。でも...

マグダレンの祈り ジューン・ゴールディング ヴィレッジブックス

どの国にも長い歴史の中には「恥部」のようなものが存在すると思う。この作品は、まさにアイルランドの恥部を暴露したと言っても...

停電の夜に ジュンパ・ラヒリ 新潮社

巷ではものすごく評判が良かった……らしい作品。「こりゃぁ是非、手に入れて読みたいものだ」と思っていて、図書館生活の合間に...

オスカー・ワオの短く凄まじい人生 ジュノ・ディアス 新潮社

巷で大絶賛(?)だったので手にとってみたのだけれど、翻訳物を読み慣れていない私には手強い作品だった。ピュリツァー賞、全米...

美と王妃たち ジャン・コクトー 河出書房新社

西洋史の基本を知らない人間が読むには、ちょっと厳しいかな……と思った作品だった。ちなみに私には厳しかった。知的基礎体力の...

バルセロナにおいでよ 外尾悦郎 筑摩書房

作者である外尾悦郎は、ネスカフェ・ゴールドブレンドCMにも登場した違いが分かる男…もといサグラダ・ファミリアの主任彫刻家...

ぼくらの七日間戦争 宗田理 角川文庫

「面白いですよ」と勧められて手にとってみた1冊。私よりも5歳くらい下の世代はリアルタイムで、この作品を見たり読んだりして...

ししゃも 仙川環 祥伝社

リストラで故郷の北海道へ帰郷したOLが「ししゃも」で町おこしをする物語。軽くミステリー要素が入っているけれど、ジャンルと...

戸村飯店青春100連発 瀬尾まいこ 理論社

作者の作品は、どうにも胡散臭いと言うか、嘘臭さが鼻について好きになれないと思っていたのだけれど、この作品はけっこう面白か...

天国まではまだ遠く 瀬尾まいこ 新潮社

うーむ。どうにもこうにも受け入れ難い作品だった。一応、癒し系を意識した作品なのだと思うのだけど。もしかすると私は作者の作...

卵の緒 瀬尾まいこ マガジンハウス

気持ちのよい小説だった。表題作プラス1は、どちらも血のつながりと家族がテーマ。「ぼくのへその緒を見せて」と聞かれて「卵で...

烈しい生と美しい死を 瀬戸内寂聴 新潮文庫

『烈しい生と美しい死を』は『青鞜』をめぐる女達について書かれたエッセイ集。一応、エッセイ集という形で出版されてはいるけれ...

釈迦 瀬戸内寂聴 新潮文庫

タイトルそのままの作品だった。瀬戸内寂聴流「釈迦の一生」である。出家した作家さんが書くのだから、さぞかし重みのある作品に...

花芯 瀬戸内寂聴 講談社文庫

瀬戸内寂聴の作品は、かなりの冊数を読んでいるのに読書録には1冊も上がっていなくて、今更ながら驚いた。「ものすごく好き」と...

チューバはうたう―mit Tuba 瀬川深 筑摩書房

表題作は第23回太宰治賞受賞。他2編収録。素晴らしく気持ちの良い秀作だった。音楽が好きな人に是非とも読んでいただきたい。...

てれんぱれん 青来有一 文藝春秋

題名の「てれんぱれん」とは、なんとなくぶらぶらと過ごしてなまけている人を非難する時に使う言葉とのこと。ビルの掃除婦をしな...

ロンバルディア遠景 諏訪哲史 講談社

感想を書くのがものすごく難しい作品。「頑張って文学っぽい作品を書きたいのです」とい意気込みは強く伝わってきた。だが支離滅...

百六歳のでゃあこうぶつ 鈴木朝子 新潮文庫

「百歳の双子のおばあちゃん」として、すっかり有名になり百七歳で亡くなられた、成田きんさんの食生活の記録で写真と、短いエッ...
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