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百六歳のでゃあこうぶつ 鈴木朝子 新潮文庫

「百歳の双子のおばあちゃん」として、すっかり有名になり百七歳で亡くなられた、成田きんさんの食生活の記録で写真と、短いエッセイで構成された作品である。

肩の力を抜いて楽しめる1冊。読む人を選ばない作品だと思う。

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百六歳のでゃあこうぶつ

きんさんは何を好んで食べてきたのか?まぐろ、海苔、りんご汁から「三種の神器」までそしてわかったことは―。

今日からできるきんさんの食事術。

成田きんさんは何を好んで食べてきたのか。きんさんの1998年4月から99年3月までの一年間にわたる食の記録。

普段の生活ぶりを追いながら、長寿の秘訣、健康に過ごすヒントを探る。

アマゾンより引用

感想

「隣りの芝は青い」という言葉ではないけれど人が食べているものというのは、何故だか美味しそうに見えるものだ。

また、料理の写真というのも、心くすぐられるものがある。

料理は作らないけれど料理の本を見るのが好き……ってな人が多いのも料理の写真を見ているだけで、ワクワク感が味わえるからではないだろうか。

この作品も、そんな系列に属するものだった。しかも百六歳のおばあちゃんの食生活というだけでも興味深い。

しかし、この作品に登場する料理は特別珍しいものではなくて魚の煮付け、マグロの刺身、焼きソバ、湯豆腐といった家庭料理が多くて自分自身も、よく食べているものなのに、食欲を刺激されてしまった。

料理の写真の撮り方が上手いというもあるだろうが美味しそうに食事をする、きんさんの写真とエッセイの中に引用されるきんさんの言葉の端々から「食べることが好き」だということが感じられたのが食欲を刺激された原因なのだと思われる。

「食べる」というのは生きていくための手段であると同時に大きな楽しみでもある訳だから「楽しく食べる」とか「美味しく食べる」というのは毎日の生活の中で重要なことだと思う。

もちろん「食べること」が1番の楽しみとなると、サミシイ感じがするが「食べること」を楽しめなければ、日々の暮らしはツマラナイだろうと思う。

長生きできる人というのは、人生を楽しめる人なのかも知れないと思った。

写真が満載で、どこから読んでも大丈夫なタイプのつくりになっているので忙しい時や余裕のない時に、パラパラと見るのに丁度良い感じである。

食欲がない時に読んでみるといいかも知れない……と思った1冊である。

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白い木蓮の花の下で
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