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"佐川光晴"

山あり愛あり 佐川光晴 双葉社

なんだろう。意外と沢山の作品を読んでいる作家さんで、密かに押していた時期もあったのだけど、最近の作品は私の好みから外れてきている気がする。 早期退職した銀行マンが、あるキッカケから母子家庭を支援するNPO団体を設立するために奔走する物...

おれのおばさん 佐川光晴 講談社

そこそこ面白かったのだけど、個人的には残念な1冊だった。読み物としは及第点だと思う。だけど、ずっと作品を追ってきた物の目には「あなたの実力はこんな物じゃないでしょ?」と言いたくなるレベルの作品だった。 作者の作品は一貫して児童福祉に関...

とうさんは、大丈夫 佐川光晴 講談社

作者の書く作品を好きって訳ではないのだけれど、私は密かに芥川賞を取って欲しいと思っていた。最近にしては珍しく陰鬱で「THE文学」とでも言うような作品を書く作家さんで、後味が悪い物も多いけれど、それでも作者書く作品の質は高いと思っている。だけ...

家族芝居 佐川光晴 文藝春秋

老人達が暮らすグループホームの中で起こるドタバタ人情劇を描いた作品。アングラ芝居をやっていた役者上がりの男と、彼を慕う会計士の女性、それに医学部受験を目指す浪人生以外の登場人物は全て「婆さん」。テーマとしては面白かったけれど、いまいちピンと...

灰色の瞳 佐川光晴 講談社

作者は個人的に猛プッシュ中の作家さんではあるのだけれど、この作品はいただけなかった。残念ながら誉めるぺき部分が1つも見当たらない。ここまで駄目な作品もめずらしい。今回は主人公が女性なのだけど、この作家さんは女性を描けない人なのだと思う。女性...

銀色の翼 佐川光晴 文藝春秋

良かった。実に良かった。前回読んだ本の感想に「もしかしたらドカンと化けてくれるかも知れない」なんて事を書いているが、化けたね。確実に。こんなに素敵に化けてくれるとは思わなかった。ぼちぼちと追いかけている作家さんが、こんな化け方をしてくれた時...

永遠の誓い 佐川光晴 講談社

『縮んだ愛』と似たような学校の先生の話かと思っていたが、とある夫婦の物語だった。確かに主人公は中学校教師で、妻は保育師で、妻の姉も妻の父親も教師……という教師一家の話なのだけど、教師としての出来事と平行して「結婚」とか「愛情」について微妙な...

生活の設計 佐川光晴 新潮社

作者のデビュー作で、自伝的な色合いの濃い作品だった。働く主夫で、しかも仕事が屠殺業の主人公というのは、ちょっと珍しくて最初の方は夢中で読んだのだが、あまのにも「屠殺業について思うこと」が繰り返し書かれているので、途中で飽きてきて読むのが嫌に...

極東アングラ正伝 佐川光晴 双葉社

作者の作品を読むのは、これで3冊目。1冊目は満足して、2冊目はがっかりした。そして今回3冊目では感動した。良かった……じつに良かった。ハチャメチャな話だったが、一気に読み上げてしまう面白さだった。図書館で借りた本なのだが、これは自分のために...

縮んだ愛 佐川光晴 講談社

地味な作品だった。とくに書き出しの凡庸さには溜息が出てしまうほどだった。作者の作品を読むのは2冊目だが、最初に読んだものが良かっので期待した分だけ、ちょっと脱力。吉村昭ちっくな職人さんになれるような物を持っていると思うのだけど、微妙に路線が...

ジャムの空壜 佐川光晴 新潮社

真面目な人間が書いた、真面目な作品だと思う。ただ、ちょっとその真面目さが怖いような……居心地の悪い印象も受けた。不妊治療をしている男性が主人公で物語は主人公と、その妻の人工授精を受ける過程が軸になっている。長さからいうと「中篇」だと思うのだ...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。 作家名で50音別に並べています。 それぞれの音の中での並びは順不同です。 外国人作家は最後に記載してます。 あ行 あ行の作家一覧 あ ...

愛すること、理解すること、愛されること 李龍徳 河出書房新社

李龍徳の作品を読むのはこれで3冊目。 初めて読んだ『死にたくなったら電話して』はイマイチ好きになれなかったのだけど、次に読んだ『報われない人間は永遠に報われない』がちょっと良かったので追いかける事を決めた作家さん。 読後感悪い系...

戦うハニー 新野剛志 角川書店

初挑戦の作家さん。実は図書館の新刊コーナーで並んでいるのを見て、最近気になっている新庄耕の新作と勘違いして借りてしまったのだ。しかし、じっくり見てみたら「新」しか合っていないではないか。まぁ、それはそれで…って事で読んでみたものの全く面白い...

ロストデイズ 大崎善生 祥伝社

主人公は出版社に勤務する30代の男性。妻子アリ。妻とは学生時代からの付き合いなのだけど、妻が娘を産んだことをキッカケに2人の関係が崩れていく。と同時に、主人公は編集部から営業部への移動を命じられてアルコールに溺れ……と言う「あるある」的な筋...

桜川ピクニック 川端裕人 文藝春秋

最近、育児をする男性のことを「イクメン」と言うらしい。そしてこの本はイクメン達が主人公の短編集だった。育児と言うと母親がメインだと思われがちだけれど、父親がメインで頑張っている家庭も少なくはない。そして、小説の世界にも育児とか子供を描くのが...
本の話

2013年の読書総括

今年1年間に読書録に感想を書いた本は50冊。昨年より沢山の本を読む事が出来たのだけど読書の質は昨年以下かも知れない。改めて題名を見返しても「これって、どんな話だったっけか?」と頭を抱える作品がいくつかあったりする。以下は今年読んだ本の題名。...