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永遠の誓い 佐川光晴 講談社

縮んだ愛』と似たような学校の先生の話かと思っていたが、とある夫婦の物語だった。

確かに主人公は中学校教師で、妻は保育師で、妻の姉も妻の父親も教師……という教師一家の話だった。

教師としての出来事と平行して「結婚」とか「愛情」について微妙なタッチで描いてあって、なかなか面白い作品だと思った。

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永遠の誓い

平穏なるときも、苦しきときも、永遠に変わらぬ愛を、誓います。中学校教員の夫と保育士の妻が営む幸福な結婚生活に、初めて訪れた試練が照らしだすものは……。野間文芸新人賞作家が「夫婦」を描く意欲作。

アマゾンより引用

感想

「作品」としては良いと思ったが、好き嫌いでいうと嫌いなタイプの話だった。

自分自身、身につまされるところがあったり、逆に登場人物達の行動に腹が立ったりと、とかく癇に障る小説だったのだ。

ラストの持っていきかたも、なんだか後味が悪くて嫌な感じだった。現実問題として「夫婦」という関係を長く続けていこうとするなら、妥協の連続なんだろうなぁ……とは思うのだけど。

佐川光晴の作風って、なにげに気持ちが悪くて好きじゃないんだけど、なんだか気になる存在だったりする。

「もしかしたらドカンと化けてくれるかも知れない」って思うところがあるのも事実だし、恐いもの見たさ的な「あまり好きとは言い難いけど読んでみたいかも」って部分もある。

実際「上手いなぁ」とは思うのだ。

なんだか気持ち悪い系の話ばかりを書く人かと思っていたけど、どうやら、ほのぼの系の話も書いていると聞いたので、そちらの方も読んでみたいと思う。

興味深い作家さんではあるなぁ……と、あらためて思った作品だった。

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白い木蓮の花の下で
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