『ミラクルガール相談室 女の子のトリセツ トキメキDays』素晴らしい本なので私は日本中の悩めるJS(女子小学生)達に広く紹介したい。
もしも私が石油王だったら、日本中の小学校の4年生以上の教室に1冊ずつこの本を配置出来るよう、各小学校にこの本を贈る。これ読んだら救われる女の子が絶対にいると確信する。
このサイトに来てくださる常連さんには興味の無いだろう本だって事は分かっているけれど、悩める女子小学生の親御さんに読んでもらいたいな…と思って感想を書いておく。
ミラクルガール相談室 女の子のトリセツ トキメキDays
- 思春期に入りはじめた女子小学生の悩みを可愛いイラストや漫画で解説。
- 友情・恋・勉強・家族・お洒落・いじめ・身体の変化・SNS等。
- 少女マンガのノリで描かれているものの意外と突っこんだ内容でビックリ。
感想
娘は現在小学校6年生。
学校大好きっ子だったのに、最近「学校が面白くない」「女子同士の関係がしんどい」と言うようになった。
今のところいじめ云々…と言った要素はなさそうだけど、個人的には小学校高学から中学校三年間は女子にとって一番ややこしい時期だと思っている。
思春期に突入する時期で身体や心が大きく変化し、人間関係も複雑化してくる。
「そんなの誰でも通る道」って話しだけれど、本人にとっては人生の一大事。こじらせると本当に死んでしまったりするから厄介だ。
この本は基本的に普通の文章よりもイラストと漫画の方がずっと多い。
ニキビケアや初潮のことなど、思春期に突入した女の子が気になることをわかりやすく解説してくれている。
思春期のお悩み系の本は私自身、娘の為に山ほどチェックしたけれど『ミラクルガール相談室 女の子のトリセツ トキメキDays』よりも、分かりやすい本は見当たらない。現時点では最強の1冊と言っても良い。
いじめや女子同士のトラブルについても、頭の硬い大人がアドバイスしがちな、表面的なところに留まっていないところが素晴らしい。
友だちといるとホント楽しい!
だけど…
楽しいこと ばっかじゃ ないんだよね…
ミラクルガール相談室 女の子のトリセツ トキメキDays #友だちより
人間関係を扱った項目は特に素晴らしいと思った。
友達関係だけに留まらず、家族の不和の問題なんかも取り上げてあった。
『ミラクルガール相談室 女の子のトリセツ トキメキDays』は女子小学生対象の本だけど、出来れば親御さんにも目を通してもらいたい。
たぶん「あ…私も小学生の頃はこんな感じだったな」と共感するところがあると思う。
人生は指南書で書かれているように上手くいかない。それはかつて子どもだった大人が1番よく知っている。
だけど人生で迷ったり悩んだりした時は、周囲の手助けだったり1冊の本が心の助けになることがある。
この本が少しでも多くの悩める女子小学生の手に届くことを願ってやまない。