読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

知的障害を持つ人との関わり方

記事内に広告が含まれています。

私の働く放課後等デイサービスでは重い知的障害を持つ人が多い。

放課後等デイサービスは小学校1年生から高校3年生まで利用出来るのだけど、保育士や幼稚園教諭が持っているような知識は猛烈に役立つ。

簡単に説明すると、一般的なお子さんなら小中学生にもなると紙芝居なんて喜んでくれないけれど、利用者さんには紙芝居が必要なのだ。

さらに詳しく説明すると、幼稚園くらいのお子さんが大好きな『アンパンマン』は私の職場りお子さん達は難しくて理解できない。もっと小さなお子さんを対象にした、擬音がたくさん使われていて、繰り返し表現があるような紙芝居が好まれる。

知的障害を持つ人と関わったことのない人は、街中で同じことをブツブツ呟いていたり、奇声を上げている知的障害の人を見るとギョッとされるかと思う。「怖い」と感じる人もいれば、酷い言葉を投げかける人もいるかも知れない。

知的障害を持つ人は癲癇等の持病があったり、自傷や他害があるケースが多い。

  • 自傷(自分の頭を叩いたり、壁にぶつけたり)
  • 他害(人を叩いたり暴れたり)
  • 発作(癲癇等)

上記はすべてあるある…って感じ。それ意外にも突然、裸になってしまったり、外に飛び出そうとしたり、色々ある。

そして残念だけど、そういう行動を取ってしまうお子さんの本当の気持ちは誰にも分からなくて、どこまでいっても推察の域を出ない。

往年の名作映画『レナードの朝』で、主人公のレナードが痙攣を起こす場面があるけど、ほんとソレ。レナードは好きでそんな風にやっている訳ではなくて、自分ではどうにもできないのだ。

職員は色々と手を変え品を変え、利用者さんがより良く過ごせるように知恵を絞っているけれど、なかなか上手く行かないことも多い。そして親御さんから「自宅で手が出るのですが、こちらでもご迷惑をかけていないかと思うと…」と言う話を聞くと胸の詰まる思いがする。

「知的障害を持つ人に対して理解を持ってください」と言われても、知的障害を持った人とか関わったことが無ければ難しいと思う。だけど、ちょっと考えてみて欲しい。自分だって病気で障害を持つ可能性があるし、もっともっと可能性の高いことを言うと、認知症になっても知的障害の人が取るような行動をすることがある。

心身共に健康で認知症にならずに人生を走れ切れたら最高だけど「自分は大丈夫」って言い切れる人って、どれくらいいるんだろうか?

「理解してください」とは言わないけれど「ほんの少しで良いので温かい目で見てください」とは思う。

少しでも世の中の認識が良い方向に進んで欲しいと思うので、読んでくれる人は少ないだろうこの場所に日頃、思っていることをほんの少し書き記してみた。

本当に「ほんの少し」でしかない。本気で書き連ねたら大長編不可避。それくらい毎日思うところがある。続きを読む→うちの職場はマジでヤバい(潰れる)かも知れない。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
仕事
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました