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放課後デイサービスで働いてみて思うこと

放課後デイサービスのパートに行きはじめてから2ヶ月が過ぎた。

10年以上ぶりに社会に出て働くので「ちゃんとやれるだろうか?」「家事等と両立出来るだろうか?」と不安でいっぱいだったけれど、自分でも驚くほど職場になじんでいる。

仕事内容や職場の雰囲気も把握出るようになってきて、色々なことが見えてきた。

面接を受けた時に「福祉の仕事は大変てすよ」と社長が苦笑いしていたけれど、現場は予想以上に大変で考えらさせられることが多い。

私は学生時代、教育か福祉の仕事をしようと思っていたのに、教育実習とボランティアで頭をカチ割られて挫折したけれど、現場の本質は20年前とあまり変わっていない気がする。

私の場合、放課後デイサービスで基本的には事務所で事務仕事をしていて、現場の人手が足りない時にヘルプで入るような勤務をしている。

事務の仕事…と言っても難しいことはしていない。資料を作ったり、サイトの更新をしたり、備品を管理したり…って感じ。ただし資料は猛烈に多い。

どうしても資料が多くなる理由は2つある。

1つめの理由はミスが起らないようにするため。私が働いている放課後デイサービスは基本的に障害をもったお子さんが利用する施設。しかも重度の障害を持ったお子さんが多く「ちょっとした不注意」が命に関わることになので絶対に手を抜けないのだ。

そしてもう1つの理由は監査対策。放課後デイサービスは利用者様からお金をもらうだけでなく、国からもお金をもらっている。そのため、国の監査に引っ掛かる訳にはいかないのだ。

私が働いている放課後デイサービスは身びいき抜きで「クソ」がつくほど真面目に運営しているけれど、空請求等の不正を働く会社が増えているとかで、監査は年々厳しくなっているらしく「監査対策」としての書類を山程用意する必要があるのだ。

最初の頃は「似たような内容の書類をいくつも作るのって無駄じゃない? 1つあれば充分だと思うけど」と不思議に思っていたけれど、私が無駄だと思ってた書類は監査のためには必要らしい。

……正直、微妙な気持ちになってしまった。書類を作るのに現場が疲弊するのって、どうなんだろうか?

放課後デイサービスに限らず、国から補助金等が出る事業はたぶん、どこも変わらない気がする。「不正請求を防ぐために仕方がない」と言われてしまえばそれまでだけど、実際にやってみると半端ない作業量だ。

私はパートのおばちゃんに過ぎないし、究極的なことを言うと、時給分だけ働いて報酬が支給されれば問題はない。だけど正社員で働く人達を見ていると「そんなに高くない(と思われる)お給料で休みなく働いて大丈夫なんだろうか?」と心配になってしまう。

ザックリ言うとブラック職場だ。

私の職場にいる正社員の人達は仕事に対する情熱を持った人達ばかりだけど、そう言う人達の情熱に依存しているようでは、そのうち福祉事業は崩壊してしまう気がする。

……とまぁ、義憤に駆られてみたりする訳だけど「私はパートのおばちゃんなりの仕事をする」と言う意識があるので、黙々と目の前にある業務をこなしつつ、利用者のお子さん達が楽しい時間を過ごせるように努力するのみ。

今の年齢だから働けるけれど、若い頃なら色々な意味で「許せない」とカッカしていただろうなぁ。

ともかく縁あって働くことになったのだから、微力を尽くしてお役に立ちたいと思っている。保育士試験の勉強も頑張るぞ…と(これに関しては自信なさ過ぎだけど)

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日記
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白い木蓮の花の下で
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